2016年の舌小帯切除された方は全部で80人でした!
2016年の舌小帯切除された方は全部で79人でした。
静岡県外からもいらっしゃっていただきました。
本当は富士市内にかなりの人数、舌小帯短縮症の子供さんが多いのですが、無関心のようです。
ことばの教室に入るのも抵抗ない親御さんがいます。
子供さんの身になって考えてください。
実は3歳児検診で舌小帯短縮症を指摘したところ、「1歳半検診でも言われた。」とおっしゃるお母さんが3人ぐらいいたことです。
えっ、放置?
難しい問題です。
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2016年の舌小帯切除された方は全部で79人でした。
静岡県外からもいらっしゃっていただきました。
本当は富士市内にかなりの人数、舌小帯短縮症の子供さんが多いのですが、無関心のようです。
ことばの教室に入るのも抵抗ない親御さんがいます。
子供さんの身になって考えてください。
実は3歳児検診で舌小帯短縮症を指摘したところ、「1歳半検診でも言われた。」とおっしゃるお母さんが3人ぐらいいたことです。
えっ、放置?
難しい問題です。
最後の歌「世界に一つだけの花」で最後のフレーズで、「ら・ら・ら・ら・ら・ら・・・・・」で終わってしまったんですが、5人の舌の動きを見てビックリしました。
「ら」は通常口を開いて舌先を上顎の口蓋に付けて発音します。
しかし、彼らの舌はちょっとだけ挙がる程度でした。
と言うことは、英語の「L」ではなく「R」の発音と言うことです。
もし英語を話す仕事の際はご連絡ください。
先週、舌小帯切除の依頼メールがありましたが、まだ神奈川県の助産師さんが舌癒着症の病院を紹介していると聞いて驚きました。
何度もこのブログで紹介させてもらっていますが、「舌癒着症は、舌小帯は関係なく、舌・喉頭蓋・喉頭が前方に移動しているために呼吸が苦しくなっているのを、舌の筋肉(オトガイ舌筋)を切って後ろに戻すもの。日本人の94%がかかっている。」だそうです。
その舌癒着症のいう舌・喉頭蓋・喉頭が前方に移動しているレントゲンやCTやMRIを誰も確認したことが無く、変な略図しかないのである。
ではなぜみなさん手術までしてしまうんでしょう?
それは、「問診票」です。
通常、問診票は、「主訴・現病歴・過去の病歴、家族歴など」を聞くものです。
それが、赤ちゃんなら「夜泣きはしますか?」など赤ちゃんなら誰でもある症状が書かれています。
大人なら、睡眠時無呼吸症や滑舌が悪いなど不定愁訴が書かれています。
誰でもどれか当てはまるのです。
それで舌癒着症の手術を受ければ治ると錯覚を起こします。
そんな状態で舌癒着症の手術は舌の裏をレーザーで切るだけで、上唇小帯も癒着していると言われ、そこもレーザーで切るだけと説明を受ける。
実は、この上唇小帯癒着と言うのは、口腔前庭拡大術という在りもしない手術名で鼻の下の筋肉をレーザーで切断するものなのです。
これは舌癒着症を作った医師の持論で、「鼻の穴が大きければ空気をたくさん取り込めて長生きする。」ことから口腔前庭拡大術という名前を付けたようです。
実は口腔前庭拡大術は鼻の穴を大きくする手術です。
この手術を受けると鼻の穴が変形しますよと言う説明はされません。
また舌癒着症の手術は舌小帯の長さは関係ないと言いながら、舌小帯の分類で(0,3、3,3)
とされ、これが舌癒着症の分類としている矛盾にみなさん気付いてください。
「あれっ、おかしいな」と思ったらググってください。
実際に舌・喉頭蓋・喉頭が前方に移動しているレントゲン・CT・MRIを見せてもらいましょう。
だってオトガイ舌筋3層切って、元の位置に戻ったかどうか確認しなければならないのに舌癒着症の病院では確認しません。
舌・喉頭蓋・喉頭が前方に何cm移動しているのか分からなければ、下の筋肉(オトガイ舌筋)をどれだけ切ったらいいのか分かりません。
こういう実態を助産師さん方いい加減気付いてください。
ウチにいらっしゃる患者さんたちが地元の病院や大学病院で舌小帯切除を断られています。
赤ちゃんは小さすぎるので全身麻酔してできないという理由が多いです。
幼稚園ぐらいから全身麻酔でやられるようですが、本当かどうか知りません。
赤ちゃんの手術をしたことが無いようでしたら、見学に来られても構いません。
もしその後、手術してもらえれば地元の方も助かります。
最近、来院される赤ちゃんや子供さん達は「ハート舌」でなく、「スプリットタン」が急増しています。
舌小帯が舌先に入り込んでしまい、完全に舌先が分かれてしまっています。
そのため舌小帯切除の際に、舌小帯を切るだけでなく、舌先端部の舌小帯を撤去しなければならなくなっています。
しかし、あまりにも先端に付いている場合は撤去できません。
そこまで撤去すると、味覚が無くなったり、感覚が無くなってしまう恐れがあります。
ですから完全に舌小帯を撤去することができない場合があります。
このことに気付いているのは私だけです。
本当は学会で発表すればいいのですが、残念ながら小児学会が舌小帯切除を禁止しているためできません。
現状維持です。
最近、病院で舌小帯切除を行っていますが、全身麻酔で行うリスクが高いので辞められた方が宜しいかと思います。
27年間舌小帯切除を行っていますが、同じように手術しても粘液嚢胞ができたり、一部固くなるところもあります。
それだけ難しい手術です。
また、手術だけではダメでトレーニングが必要になります。
そしてレーザーで切りっぱなしもダメです。
本当に勉強させていただいております。
来年、平成29年1月22日日曜日の舌小帯切除手術の予約は定員になりましたので終了しました。
次回は平成29年2月26日日曜日になります。
予約はお早めにお願いします。
舌小帯切除はアメリカや海外ではポピュラーな手術なんです。
それを日本では小児科学会と舌癒着症の軋轢で禁止してしまっています。
最先端医療が聞いて呆れます。
恐らく、撤回はしません。
まだまだこの状態が続きます。
http://jp.techcrunch.com/2016/12/01/dena-moriyashu/
welqの非公開化当たり前です。
パクリで作成されたサイトですから。
こういうキュレーションサイトをgoogleが騙されるんだから凄いです。
舌小帯も早く削除してほしいです。
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