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舌癒着症では喉頭が上前方に移動して呼吸が苦しいのではなく、嚥下運動の一環で喉頭が上前方に移動するので舌癒着症ではない!

http://www.swallow-web.com/engesyogai/

これは嚥下運動を説明しているものです。

図4~図6の内容がとても大事です。

みなさんは食べ物や飲み物を食べたり飲んだりする時に、喉の奥の喉頭蓋という切り替え弁が呼吸の際には空気が肺に行く気道を、食物を飲み込む際には気道を塞いで食道に流し込むような仕組みになっています。

どちらか一方しかできないようになっています。

この喉頭蓋が半開きだと「誤嚥」を起こすことがあります。

まず食べ物飲み物を嚥下する時、舌で喉の奥の方に持って行きます。

すると舌の根元にある舌骨が上に挙がり、それに付随する喉頭が上前方に上り喉頭蓋が倒れて気道を塞ぎます。

次の瞬間、食道は開いて食隗は流れ込んでいきます。

同時に、舌骨と喉頭は下後方に下がり、喉頭蓋は上に向いて立ちます。

この間、およそ0.5秒です。

嚥下の際はこれを何度も繰り返します。

内視鏡検査では、この喉頭の動きを動画撮影して嚥下運動に異常が無いか確認するものです。

それは動画で喉頭が上前方に移動して喉頭蓋が気道を塞いで、また開いてを繰り返しているか確認します。

だから舌癒着症の唱える「喉頭・喉頭蓋が上前方に偏位している。」は嚥下運動の一連の動きの一部ですので異常ではないのです。

寧ろ、正常なんです。

それを証明するにはこの内視鏡検査で撮影した動画をコマ送りで静止画で確認すれば一目瞭然です。

舌癒着症の喉頭・喉頭蓋が常に上前方に移動したままでは、喉頭蓋が常に気道を塞いでいることになるので、窒息死します。

パルスオキシメーターの酸素飽和度も70%以下になります。

呼吸困難で即入院です。

でも自覚症症状はなく、舌癒着症のクリニックの検査では大体99%の正常です。

泣いている赤ちゃんは息を止めているので92%になることがありますが、これも正常です。

喉頭が上前方に移動したままでは喉頭蓋が気道を24時間蓋をしているので、息を止めて食べ続けなけばなりません。

嚥下は一回一回喉頭が上前方に移動して、下後方に戻る動きをしているので、ずっと上前方に喉頭が留まることはありません。

それにこの喉頭はオトガイ舌筋が動かしているのではなく、舌骨と喉頭外筋が動かしているので、オトガイ舌筋を切っても喉頭が上前方に移動するのは止められません。

だってこれが正常なんだから。

耳鼻咽喉科の先生で嚥下運動を知らないはずなんですが。

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