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小児科医も勘違いしていますが、舌癒着症という病名はありません!

みなさんは舌小帯が短いのを癒着と勘違いしています。

これは単なる舌小帯が短いだけで顕微鏡で調べると粘膜です。

癒着の場合は結合組織なので固いです。

しかし、舌小帯は柔らかい弾力性のある組織です。

舌癒着症はよく舌小帯と下あごの骨が癒着していると言われますが、これは腕や足の筋肉と骨の関係で癒着しているのではありません。

下あごを動かせて嚥下や咀嚼をするために舌がついているだけで癒着とは言いません。

英語名もtongue-tieといい、tongueは焼き肉のタンで、tieはネクタイのタイです。

どこにも癒着という言葉は入っていません。

当然海外でも舌癒着症は認められていません。

舌癒着症と舌小帯短縮症と同じと思って手術を受けると大変なことになります。

それは舌小帯短縮症は厚生労働省で認められている保険診療です。

しかし、舌癒着症は20年以上前からありますが、厚生労働省では認められません。

それは舌癒着症は舌小帯を切るものではないからです。

舌と下あごが癒着しているのなら、癒着部位を特定して剥離手術をするわけです。

しかし、舌癒着症は健康な舌の筋肉(オトガイ舌筋)を症状に関係なく3回切ります。

そう舌癒着症というものは舌小帯ではなく、舌が前方に移動しているため喉頭が前のめりになって、鼻から入ってくる空気が段差があるため呼吸が苦しいのだそうだ。

そして舌の筋肉を切って舌を後ろに戻して、喉頭をもっと後ろにするんだそうです。

賢明なみなさんだったらおかしいぞと思いませんか?

舌癒着症の症状に「睡眠時無呼吸症」があるそうです。

それで呼吸が苦しいのだそうです。

ちょっと待ってください。

舌が前方に移動しているのであれば、気道は確保されているはずだから、いびきや睡眠時無呼吸症は起こしません。

それに舌の奥は咽頭というところで喉頭ではありません。

舌の根元に「喉頭蓋」という気管支と食道の切り替えポイントの蓋はありますが、舌の筋肉は厚いので舌の裏側を3回切ったぐらいでは動きません。

と言うか、もし喉頭が前に行っているなら皆さん症状が違うはずなので、毎回どの人にも3回切るという儀式では喉頭が元の正常な位置にもどったかどうかわかりません。

心臓のカテーテル手術だって、レントゲン動画で塞がっている位置を確認してバルーンを膨らませます。

レントゲン、CT、MRIは一切撮影しないで毎回3回切るようです。

そして必ず、「呼吸が楽になってしょう。」と患者さんに暗示をかける。

「呼吸が楽になった」という場合はスポーツ選手がランニングマシンでマスクを付けながら走り、吸った酸素量と吐いた二酸化炭素量を比較しなければわかりません。

主観的なものではダメで、客観的な数値で証明しなければなりません。

本来、舌癒着症は術前のCT,MRIは撮りません。

でも舌小帯が短いことで相談に行っているのに舌小帯ではなく、健康な舌の筋肉を切るというのはどうかと思います。

もし、間違って舌小帯短縮症で舌癒着症の病院にかかった時は「ウチは舌小帯を切らないから他に行ってくれ。」となぜ言えないんでしょう?

それと舌癒着症とセットで行われる、上唇小帯切除と偽って口腔前庭拡大術というあり得ない手術名で健康なと鼻中隔下制筋を切って「鼻の穴を大きくする手術」は止めて欲しい。

誰も鼻の穴を大きくしてほしい人はいません。

手術の前に必ず、鼻の穴が大きくなって酸素がいっぱい吸えるようになるよと説明してください。

そうすれば、やらなくていい手術をしなくて済みます。

誰もやらなくなりますから。

とにかく舌小帯が短い場合は、医療法人社団 井出歯科医院にご相談ください。

絶対に舌癒着症に行かないように。

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