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舌癒着症の舌と下あごが癒着しているのを誰も見たことがないことを知っていますか?

赤ちゃんなら助産師に「おっぱいの飲み方がよくないから、舌小帯が短いからかもしれないから舌癒着症のクリニックで診てもらったら。」と勧められたり、自分の症状が舌癒着症に当てはまるとか、矯正がうまくいかないのは舌癒着症かもしれないからとして予約をします。

そうなんです舌小帯が短い舌小帯短縮症と舌癒着症は同じものと勘違いして。(別物です)

舌癒着症の確定診断は、問診票とファイバースコープと時としてパルスオキシメーターだけだそうです。

問診票には舌癒着症の症状とされるものが列記されていて、まあ誰でもどれか一つぐらいは当てはまります。

鼻づまりや睡眠時無呼吸症や寝つきが悪いなんてチェックしたら即、舌癒着症にされてしまいます。

ファイバースコープで喉頭を覗きますが、呼吸や唾液の嚥下をして常に動いているため動画撮影されます。

当然動いている喉頭から上前方に偏位しているなんて診断するのは至難の業です。

上から喉頭を覗いているので、上だか下だかわかるはずありません。

また喉頭が前方に移動しているのもファイバースコープでは上から診ている為、上下関係は絶対分かりません。

ファーバースコープに目盛りがついていれば分かりますが、ついていません。

だから喉頭が動いているので前後関係も分かりません。

それで動画を静止画像にして判断するのですが、都合のいいところで止めれるため、これ自体信ぴょう性がありません。

この場合は、横から診るCTかMRIしか確定診断できません。

舌癒着症にはこういう検査は一切ありません。

また赤ちゃんの喉頭はまだ嚥下できないため、喉頭蓋という気管と食道の切り替えポイントは立ったまま咽頭にに突き出ています。

そのため赤ちゃんは母乳やミルクをこの喉頭蓋の両脇を通って食道に流れ込みます。

立っている喉頭蓋から鼻からの空気が入ってくるようになっています。

次第に舌骨ができてきて嚥下ができるようになるのです。

だから赤ちゃんは鼻で呼吸しながら母乳やミルクが飲めるようになっています。

舌癒着症は差し詰めこの状態を喉頭の上前方偏位と言っているようです。

でも赤ちゃんはこの状態が正常で喉頭が上前方に移動していても手術する必要はないのです。

舌癒着症は舌と下あごが癒着していて、喉頭が上前方に偏位しているものだそうです。

しかし残念ながら喉頭は“オトガイ舌筋”とはくっついていません。

喉頭は外喉頭筋と内喉頭筋が付いています。

だからオトガイ舌筋を切っても何も効果はありません。

常に動いているものから診断するのは至難の業と言いましたが、もっと驚くことは、実は嚥下の際に喉頭は上前方に移動して喉頭蓋を倒してものを飲み込んでいるのです。

そう、“上前方”です。

まさか耳鼻咽喉科の先生がこんなことも知らないわけないよね。

だから誰でも飲み込むときには喉頭が上前方に移動しているので“舌癒着症・喉頭偏位症”という病気では無いのです。(正常です)

当然、健康ですから舌癒着症の症状は無いのです。

皆さんの不定愁訴は舌癒着症ではなく、舌小帯短縮症、舌小帯が短い病気だったということです。

次にパルスオキシメーターですがこれは指先にクリップみたいなものを挟むだけで血液中のヘモグロビンが酸素と結びついているか測定する装置です。

よく睡眠時無呼吸症の簡易検査に用いられるものです。

通常は99%です。

赤ちゃんの場合に泣いて息が止まると90%ぐらいになります。

これは当たり前なんです。

大人も息を止めてパルスオキシメーターで測定するとこのぐらいになります。

冷静な人ですと99%は正常だとわかるのですが、赤ちゃんが泣き叫んでいる場合は90%ぐらいなので舌癒着症と診断されてしまいます。

大人だと99%で正常値なので術前には測定しない場合があるようです。

ただし、手術中はモニタリングでパルスオキシメーターで測定しますが、大体は99%ぐらいのようです。

術前で術後99%だと正常で呼吸に問題がないのがばれるからか最近はパルスオキシメーターは泣いている赤ちゃんだけみたいです。

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