ハート舌は舌先に入り込んだ舌小帯を撤去しないと治らない
ハート舌は舌先に入り込んだ舌小隊を取らないと治りません。
舌小帯を切っただけでは無理です。
そして切った舌小帯の部位を縫合します。
そうすれば大丈夫です。
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ハート舌は舌先に入り込んだ舌小隊を取らないと治りません。
舌小帯を切っただけでは無理です。
そして切った舌小帯の部位を縫合します。
そうすれば大丈夫です。
今年最後の舌小帯切除は無事終了しました。
兵庫県の方はあさ6時の新幹線でいらっしゃったようです。
愛知県の方も早かったようです。
大人の方は皆さん唇より前に舌が出るようになりよかったです。
赤ちゃんも2人無事終わりました。
幼児は2人とも泣いちゃいましたが頑張りました。
次回は1月24日日曜日午前中になりますが、予約枠があと1人だけです。
ご予約はお早めにお願いします。
「舌癒着症 赤ちゃん 酸素飽和度」で検索されている方へ。
パルスオキシメーターは息を1分止めていれば酸素飽和度は90%ぐらいになってしまいます。
赤ちゃんなら泣きながら息が止ま
れば簡単に90%になります。
「あなたの赤ちゃんは舌小帯が短いだけです。呼吸は大丈夫です。」
舌癒着症ではありませんし、そもそも舌癒着症なんて病気は無いのです。
http://www.news24.jp/articles/2015/11/26/07315825.html
インスリン投与しなければならなかった小学生に中止させ、亡くなった事件の裁判がありました。
男は「龍神」を名乗り、治療と称して呪文を唱(とな)えたり、体をさすったりして、ハンバーガーをお供えさせて数百万円の治療費を両親から取っていた。
舌癒着症は舌と下あごが癒着していて、喉頭が上前方に偏位しているという。
舌小帯は関係ないと言いながら、舌癒着症を舌小帯で分類し、(0-3)の重度が多い。
実は、手術ではどう考えても舌と下あごが癒着しているところを切っているとは思えない。
舌の裏側の中央あたりです。
舌と下あごが癒着しているのなら、舌の根元の下のはず。
手術もオトガイ舌筋の3層を切ると言っていますが、癒着部位の剥離手術ではありません。
癒着部位をレントゲンやCTやMRIで説明してもらえません。
イラストだけです。
呼吸に問題があると言いながら、喘息の検査みたいなものは一切無し。
ファーバースコープで鼻から入れて喉頭を診ているようですが、喉頭は常に呼吸や唾液の嚥下で上前方に移動しているなんて誰にも分かりません。
パルスオキシメーターも正常ならみんな99%です。
赤ちゃんのように泣きながら息を止めていれば92%前後に誰でもなります。
この検査も胡散臭い。
こんなんで呼吸なんて分かりません。
更に、上唇小帯癒着と称して、上唇小帯を切るようなふりをして実はその下の口輪筋と鼻中隔下制筋という鼻を下に引っ張る筋肉を切ってしまいます。
その結果、鼻の穴が大きくなり、空気を取り込みやすくすると言うもののようです。
でも最初から「鼻の穴が大きく変形する。」なんて説明すれば誰もやりません。
だからこのことは手術承諾書には書かないようです。
「舌小帯」の相談で来院したのに、「呼吸の問題」とされ、舌小帯ではなく、舌の健康な筋肉を切られ、鼻の下の筋肉を切られ、鼻の穴が大きくさせらる。
なぜこんな手術を信じてしまうのでしょう? 冷静に考えれば、こんな手術受けるはず無いのです。
赤ちゃんや大人の舌小帯を切ってくれる病院が無いこと。
助産師や矯正の歯科医師が紹介する。
しかし、皆さん舌小帯を切る舌小帯短縮症と勘違いしていることです。
舌癒着症は舌小帯を切るどころか、オトガイ舌筋と口輪筋、鼻中隔下制筋を切っては鼻の穴を大きくする手術とは思ってもみないからです。
ましてや、お医者さんがウソを付くはずがないと思い違いしている。
通常は厚生労働省に認められない手術なんだから、CTやMRIの撮影をして精密検査して個別に手術の説明をするのですが、舌癒着症は合同説明会を開き、他の患者さんが挙って手術を予約していくと乗り遅れまいといつのまにか手術しようと思ってしまいます。
まるで○○商法みたいです。
また舌癒着症とセットで行われる上唇小帯癒着手術と言っておきながら、口輪筋と鼻中隔下制筋を切る「口腔前庭拡大術」も鼻の穴を大きくして鼻腔を広げるのなら、「ブリーズライト」で十分です。
そうなんです。
手術する必要はありません。
とにかく、舌癒着症は術前と術中と術後のCTやMRIが必要です。
それと呼吸を測定検査です。
「呼吸が楽になったでしょう?」という主観的なことを言ってマインドコントロールみたいにしてはだめです。
客観的なデータ、排気量分画測定や機能検査が必要です。
舌癒着症は厚生労働省が認めていない病名で、当然手術も認められていません。
そのため生命保険の保険の給付対象外です。
生命保険の特約で認められているのは、保険診療の「舌小帯異常」と言う病名で、「頬・口唇・舌小帯形成術」で医科ですと K419 歯科ですと J027 です。
またした癒着症の手術で「上唇小帯を切る手術」と耳鼻咽喉科に言われても、これは上唇小帯では鼻中隔下制筋を切るのが目的の「口腔前庭拡大術」という架空の手術名のため保険ではできません。
上唇小帯だけ切る目的だったら「上唇小帯異常」で「頬・口唇・舌小帯形成術」で保険請求できますが、舌癒着症とセットで行われる「口腔前庭拡大術」は保険給付外の自費診療になります。
また紛らわしいのですが、歯周外科に「口腔前庭拡張術」はあります。
口腔前庭拡大術という手術名は存在しません。
検索しても出てきません。
舌癒着症のグループが海外の学会で、「乳幼児突然死症候群が日本で少ないのは舌癒着症の手術をしているおかげ。」と発表されたので、慌てて小児科学会は学会の医師約200名にアンケートを送って、「舌癒着症の有無」を聞いたが、多少は舌癒着症はあったが、舌癒着症は殆ど無いとしてしまいました。
そのため全国の小児科、産婦人科では舌小帯禁止になりました。
小児科は元々、舌小帯を切ること自体何の効果もないとしてきました。
でも舌小帯で上位に表示される小児科のブログには、「授乳障害の赤ちゃんでは様々な原因があるので舌小帯を切る必要が無い、3~5歳で『ら行』が発音できなかったら専門医に相談すればいい。」(専門医ってどこなんでしょう?)
会員へのアンケートではなく、乳幼児の実態調査と舌癒着症の臨床的検証をしていればよかったと思います。
そすれば舌癒着症は廃止されたと思います。
現在も小児科学会では「舌小帯を切る必要が無い。」というシンポジウムを開いていますが、「舌小帯短縮症」と「舌癒着症」の区別ができていません。
本来は小児科学会は舌癒着症を検証して存在するのかアンケートではなく、CTやMRIで撮影して明らかにするべきでした。
それを怠ったために舌小帯の賛否両論まで出ることになり、患者さんに迷惑をかけています。
実は昨年、この小児科医のブログにコメントさせていただきましたが、「エビデンスが無い、学会で報告しなさい。」と言う返事でした。
舌小帯切除を反対している小児学会で舌小帯の論文を発表しても聞き耳を持たない小児科医に何を言っても反論されるだけです。
舌小帯切除の手術を見学に来ますかとお誘いしても、断られました。
どうして学会は舌小帯切除手術を反対しているんですかと聞いても、学会で決められているかと言う返事。
実際に舌小帯切除を見た事もない小児科医は本来は検証すべきです。
自分で試してみてダメなら仕方ありませんが、診たこともやったことも無い手術を反対するのは医療を志すものとして最低です。
まずは舌小帯短縮症と舌癒着症の違いを知ってください。
別物ですから。
小児科が舌小帯を切るのを禁止したため余計に切る病院が無くなり舌癒着症に患者さんが流れる原因になっていますから。
昨年、舌小帯をレーザーで切られた方がいらっしゃいましたが、切りっぱなしのため瘢痕治癒していました。
舌小帯は固く、太くなり、ウチで再手術しました。
麻酔をしてハサミで舌小帯を切ろうとしたところ、ハサミが入りません。
「ジョリ、ジョリ」と音を立ててやっと切れるほど。
その当時はリハビリにスマイルスリーパーが無かったので、タン・スプリントだけでした。
現在はスマイルスリーパーで舌を引っ張ることが出来ます。
これで少しは瘢痕治癒の治療に使えますが、やはり縫合していないと効果はあまり無いかもしれません。
そして、スマイルスリーパーは講習会を受けた歯科医院のみの販売のためどこでもあると言うわけにはいきません。
またスマイルスリーパーは舌小帯切除しないと効果がありません。
土曜日に発達障害のお子さんを診察しました。
舌小帯は確かに短いです。
口呼吸もあり、下唇が厚いです。
滑舌割りばしで練習したところ、発音はかなりわかります。
舌小帯を切除して、タン・スプリントとリップワイダーの効果を期待します。
発達障害は口呼吸しているため鼻炎があり、酸素不足と集中力が出ないことが原因かもしれません。
ウチはそういう研究機関ではありませんが、舌小帯切除とトレーニングで改善できればしてあげたいと思います。
結構多動性障害は効果があります。
もう来年、1月24日の舌小帯切除は予約はあと2つになりました。
今回は親知らずの抜歯2人と永久歯の生えてこないお子さんの開窓術と舌小帯切除のお子さんの予約が入っています。
ご予約はお早めにお願いします。
舌小帯短縮症の適応症は舌小帯が短いこと。
視診です。(長さ、太さも無く、検査はありません)
舌小帯が短いのが形態異常と厚生労働省で認められているので「舌小帯異常」と言う病名で、「頬・口唇・舌小帯形成術」という手術名で保険診療できるのです。
一方、舌癒着症の確定診断手段は「問診」とファイバースコープでの「視診」です。
舌癒着症は舌と下顎が癒着していて、喉頭が上前方に偏位している病気だそうです。
舌小帯は関係ないそうです。
でも初診では、舌小帯を診て舌癒着症を分類します。
この分類が喉頭の位置とどう関係するのか誰も知りません。
でも必ず、「舌小帯は無いが、0:3の重度」と言われます。
何が、どこが重度なのか誰も知りません。
「問診」は舌癒着症の症状が列記されていて、舌小帯に関するものはありません。
赤ちゃんは、「頭がいびつ、髪の毛が逆立つ、大理石模様皮膚、手足が冷たい、ガスっぽい、小指を立てている、足指は反っている、股関節が硬い寝るときに曲がっているなど」で、大人では「鼻づまり、ガスっぽい、抱き癖、空気を良く呑む、寝つきが悪い、眠りが浅い、睡眠中無呼吸、指やおっぱいをしゃぶりながら寝る、いびきをかく、長泣きをする、硬い鼻くそ。」
大人は、「肩こり、皮膚の荒れ、喉が詰まった感じ、発音が悪い、姿勢が悪い、舌を噛む、体が硬い、便秘しやすい、下痢をする、顎の関節が痛い、いびきをかく、思春期に親と衝突したことはあるか、怒りっぽい、イライラする、自分勝手、昼間眠い、胃腸の調子、口が渇く、不整脈など」
誰でも当てはまるものが1つや2つありそうです。
これがあればめでたくあなたは舌癒着症です。(血液型占いみたい)
普通はこういう症状で悩んでいます。
何の病気か分かりません。
ではその症状を検査して何の病気か診断するのが医者です。
私たち歯医者も左側が痛いと言って患者さんが来院したら、まず検査です。
レントゲン、温熱検査、打診、触診、噛み合わせなど検査をして原因を突き止めます。
しかし、舌癒着症は患者さんが来院してきた段階で、もう舌癒着症なんです。
ファイバースコープも喉頭を上から診ています。
そして喉頭は呼吸や唾液を飲む度に動きます。
だから動画撮影されています。
実は、唾液を飲む時に喉頭は上前方に移動します。
何度も何度も。
舌癒着症は喉頭が舌と下あごが癒着して喉頭が上前方に偏位している病気のはずです。
でも唾液や食物を飲み込む度に喉頭は上前方に普通に移動しているのなら、喉頭偏位症と言うものはありません。
そもそも喉頭はオトガイ舌筋とくっついていません。
上喉頭筋と下喉頭筋によって動いています。
舌癒着症の場合は術前術後のCTやMRIの検査はありません。
こういうものが無ければ信憑性がありません。
手術の写真をみてもまず舌小帯を切って、その直ぐ舌のオトガイした筋を3回儀式のようにきっているだけで、癒着部分をきっているように見えません。
先程言ったように、喉頭はオトガイした筋とくっついていないのでオトガイ舌筋を切っても何も動きません。
というか、全員3回オトガイした筋を切って、「呼吸が楽になったでしょう?」と聞いているのは○○コントロールみたいですね。
ファイバースコープには目盛りも分度器も付いていないので喉頭が上前方に移動している証拠になりません。
また呼吸にしても「呼吸が楽になる」という主観的なことでは無く、排気量分画測定(スパイロメーター)で換気量や最大換気量を測定して客観的なデータを示さなければなりません。
パルスオキシメーター(酸素飽和度)も測定されるようですが、殆どの方が99%で正常値を示します。
当たり前です。
赤ちゃんで泣いている時に息が止まれば90%ぐらいになります。
大人でも息を止めてパルスオキシメーターで測定すれば90%になります。
これもあてになりません。
舌癒着症というものは無いのかもしれません。
舌小帯を切るのかどうかは舌小帯の長さとハート舌です。
舌小帯は短いのが病気ということで厚生労働省は認めています。
だから、診断は「視診」のみです。
「授乳障害」「反対咬合」「滑舌が悪い」「構音障害」「嚥下障害」「摂食障害」「睡眠時無呼吸症」などは舌小帯が短い場合に起こる障害ですが、適応症ではありません。
これらの症状があるから舌小帯を切るのではないのです。
あくまでも厚生労働省で認められているのは舌小帯が短い形態異常なのです。
だからウチでは舌小帯の写真をメールで送ってもらって診断しています。
赤ちゃんなら助産師に「おっぱいの飲み方がよくないから、舌小帯が短いからかもしれないから舌癒着症のクリニックで診てもらったら。」と勧められたり、自分の症状が舌癒着症に当てはまるとか、矯正がうまくいかないのは舌癒着症かもしれないからとして予約をします。
そうなんです舌小帯が短い舌小帯短縮症と舌癒着症は同じものと勘違いして。(別物です)
舌癒着症の確定診断は、問診票とファイバースコープと時としてパルスオキシメーターだけだそうです。
問診票には舌癒着症の症状とされるものが列記されていて、まあ誰でもどれか一つぐらいは当てはまります。
鼻づまりや睡眠時無呼吸症や寝つきが悪いなんてチェックしたら即、舌癒着症にされてしまいます。
ファイバースコープで喉頭を覗きますが、呼吸や唾液の嚥下をして常に動いているため動画撮影されます。
当然動いている喉頭から上前方に偏位しているなんて診断するのは至難の業です。
上から喉頭を覗いているので、上だか下だかわかるはずありません。
また喉頭が前方に移動しているのもファイバースコープでは上から診ている為、上下関係は絶対分かりません。
ファーバースコープに目盛りがついていれば分かりますが、ついていません。
だから喉頭が動いているので前後関係も分かりません。
それで動画を静止画像にして判断するのですが、都合のいいところで止めれるため、これ自体信ぴょう性がありません。
この場合は、横から診るCTかMRIしか確定診断できません。
舌癒着症にはこういう検査は一切ありません。
また赤ちゃんの喉頭はまだ嚥下できないため、喉頭蓋という気管と食道の切り替えポイントは立ったまま咽頭にに突き出ています。
そのため赤ちゃんは母乳やミルクをこの喉頭蓋の両脇を通って食道に流れ込みます。
立っている喉頭蓋から鼻からの空気が入ってくるようになっています。
次第に舌骨ができてきて嚥下ができるようになるのです。
だから赤ちゃんは鼻で呼吸しながら母乳やミルクが飲めるようになっています。
舌癒着症は差し詰めこの状態を喉頭の上前方偏位と言っているようです。
でも赤ちゃんはこの状態が正常で喉頭が上前方に移動していても手術する必要はないのです。
舌癒着症は舌と下あごが癒着していて、喉頭が上前方に偏位しているものだそうです。
しかし残念ながら喉頭は“オトガイ舌筋”とはくっついていません。
喉頭は外喉頭筋と内喉頭筋が付いています。
だからオトガイ舌筋を切っても何も効果はありません。
常に動いているものから診断するのは至難の業と言いましたが、もっと驚くことは、実は嚥下の際に喉頭は上前方に移動して喉頭蓋を倒してものを飲み込んでいるのです。
そう、“上前方”です。
まさか耳鼻咽喉科の先生がこんなことも知らないわけないよね。
だから誰でも飲み込むときには喉頭が上前方に移動しているので“舌癒着症・喉頭偏位症”という病気では無いのです。(正常です)
当然、健康ですから舌癒着症の症状は無いのです。
皆さんの不定愁訴は舌癒着症ではなく、舌小帯短縮症、舌小帯が短い病気だったということです。
次にパルスオキシメーターですがこれは指先にクリップみたいなものを挟むだけで血液中のヘモグロビンが酸素と結びついているか測定する装置です。
よく睡眠時無呼吸症の簡易検査に用いられるものです。
通常は99%です。
赤ちゃんの場合に泣いて息が止まると90%ぐらいになります。
これは当たり前なんです。
大人も息を止めてパルスオキシメーターで測定するとこのぐらいになります。
冷静な人ですと99%は正常だとわかるのですが、赤ちゃんが泣き叫んでいる場合は90%ぐらいなので舌癒着症と診断されてしまいます。
大人だと99%で正常値なので術前には測定しない場合があるようです。
ただし、手術中はモニタリングでパルスオキシメーターで測定しますが、大体は99%ぐらいのようです。
術前で術後99%だと正常で呼吸に問題がないのがばれるからか最近はパルスオキシメーターは泣いている赤ちゃんだけみたいです。
ウチで舌小帯切除された方に「構音練習CD」を販売します。
申し訳ありませんが、私のところで舌小帯切除された方のみの販売となります。
舌小帯が短いまま使用しても何も効果がありません。
価格は消費税込みで8,240円になります。
希望される方はメールで診察券ナンバーを書いてお送りください。
使い方は、アナウンサーが発音したことばの後にマイクを使ってご自分が発声した声をイヤーホンかヘッドホンで聴いて確認してください。
上唇小帯を切る場合は左右の上顎中切歯の間に上唇小帯が入り込んでいる場合のみです。
それ以外に切ると、「ガミースマイル」と言って、笑うと歯茎が見えるようになる場いいもあります。
有名テニスプレーヤーのように。
まだ舌癒着症と舌小帯短縮症を同じものと勘違いしている方が多いです。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0916/263189.htm
こちらにも載っています。
舌癒着症は神奈川県大和市の向井診療所の先生がその存在を主張しており、その剥離術は舌小帯の有無にかかわらず(舌小帯があれば切りますが)、舌の付け根あたりにあるオトガイ舌筋を切る術式のことです。オトガイ舌筋を切るのは舌の位置を変え咽頭を広げるためだそうです。手術費は全額自費なので数万~十数万です。
舌小帯短縮症の一般的な手術=舌小帯切離術は文字通り、舌小帯のみを切ります。オトガイ舌筋は切りません。この術式では無呼吸は改善しない、という報告が最近なされました。この手術の目的は、発音異常や歯列の矯正、あるいは食物嚥下の改善です。こちらの手術は保険が効きますので自己負担は数千円程度です。
ですので、もし無呼吸に対して効果があがる可能性があるのは「舌癒着剥離術」の方です。ただし一般的でない(=あまり広まっていない)手術を受ける際にはリスクもあることを念頭に受けるべきです。上記のレスをお読みになる場合は、どちらの手術を受けたかに留意して効果を読み取る必要があります。
上唇小帯が短いと上唇が上に挙らないためブラッシングが出来ない理由で上唇小帯を切る場合があります。
いつも上顎の前歯が上唇が上に引っ張られるので出ている状態です。
そこで上唇小帯を切れば上唇が下がって鼻の下が伸びたと思われた感じます。
実際はこの位置が正常で、以前は上唇がめくれ上がった状態だったと思います。
上唇小帯を切っただけでは鼻中隔下制筋まで届きません。
但し、この場合はガミースマイルといって、上唇を上に持ち上げると上唇小帯のストッパーが無いため上顎の歯肉が全部見える場合があります。
できたらパタカラで口輪筋を鍛えて、笑った時に上顎歯肉が見えないようにしましょう。
舌小帯切除してから30分ほどで麻酔が切れて痛み出します。
赤ちゃんの場合は、手術後すぐは少し飲めますが、今までと違うため翌日のお昼ぐらいまで飲めない場合があります。
そのため、スポイトで術前から練習していただいております。
また哺乳瓶の乳首の穴を箸で大きく開けて流し込むようにすることもOKです。
よく吸う力が養われると言いますが、あまり根拠はありません。
どんな方法でも飲ませることが大事です。
舌小帯を電気メスやレーザーで切った場合、傷口が広がった状態で縫合しません。か
そのため傷口は瘢痕治癒して、太く固くなり、切る前よりもっと舌が動かなくなります。
こういう状態になっても保険診療で認められていて、「舌繁瘢痕性短縮矯正術」という手術名で、2,650点(26,500円)になります。
手術コードはK418-2 (医科)、J026K(歯科)です。
ただし、この場合は舌小帯を全て撤去して、人口の癒着防止シートで縫合しなければなりません。
シートは実費になります。
ですから安易に舌小帯を近くの歯科医院や小児科医院や耳鼻咽喉科でレーザーで切ってはダメなんです。
他の歯科医院のホームページにもレーザーのよる舌小帯切除の写真が載っていますが、術後の写真をよく見れば、舌小帯が太くなっているのが分かります。
舌癒着症は舌小帯は切りません!!!
舌小帯短縮症と舌癒着症は全く違います!(舌小帯短縮症は舌癒着症ともいうは誤りで別物)
舌小帯が短くて授乳障害や構音障害や滑舌が悪いや嚥下障害、摂食障害、睡眠時無呼吸症の人は決してかかってはいけません。
間違って、舌小帯が短いのか診てもらおうとすると、「ここは舌小帯が短いのと違うから。」と決して言われません。
舌癒着症では、「舌小帯ではなく、呼吸の問題とされます。」
そんな時は「間違えました。」と言って帰りましょう。
「ファイバースコープは結構です。舌小帯ですから。」と拒否していいです。
舌小帯の検査は短いかどうかだけなので初診料だけです。
舌小帯が短いのは保険診療ですから。
まず、舌小帯で病院にかかる場合は保険ですかと必ず聞きましょう。
みなさん勘違いしていますが、舌小帯切除は厚生労働省で認められている保険診療です。
このことを知らない小児科医がエビデンスどうのこうのとブログに書いて混乱させています。
舌小帯が短い状態を「舌小帯短縮症」と言い、保険診療の病名は「舌小帯異常」、手術名は
「頬・口唇・舌小帯形成術」で、点数は560点(5,600円)になります。
医科では手術コードK419、歯科ではJ027になります。
もし生命保険の特約にこの舌小帯異常が入っていれば、手術なので保険金が還付されます。
そしてもっとも重要なことは、舌小帯は短いのが病気で、適応は舌小帯が短いこと。
授乳障害、嚥下障害、摂食障害、構音障害、滑舌が悪いから舌小帯を切るのではありません。
何度も言いますが、舌小帯は短いのが病気で、だから保険診療でできます。
お間違えないように。
そしてレーザーで切るのは保険診療外です。
理由は、手術は「舌小帯切断伸展術」というものでなければなりません。
ハサミやメスで舌小帯を切断して、伸ばしてから縫合。
これ以外は認められていません。
ソフトクリームが舐められなかったり、唇より前に舌が出なかった人は、舌小帯を切ってすぐは麻酔が効いているのと舌小帯の縛りがなくなるため、舌がエイリアンみたく前に出て、あかんべえができます。
しかし、麻酔が切れて痛み出すと舌はまた奥に引っ込んでしまいます。
それを防止するために「スマイルスリーパー」で舌を前に引っ張ります。
「スマイルスリーパー」は舌が前に出ることにより、いびきや睡眠時無呼吸症の治療に役立ちます。
そして滑舌はプラス「タン・スプリント」で舌の位置の改善をします。
この治療は医療法人社団 井出歯科医院しか行っていません。
舌小帯が短いと仰向けに寝ると舌が気道に沈下します。
舌が前に行けば気道を確保できるのでいびきと睡眠時無呼吸症が治るのです。
舌癒着症は舌が前にあるため喉頭が前方に引っ張られていると主張しますが、実は反対で舌小帯が短い人は舌は前に行けず後ろにあるわけです。
もし舌癒着症の理屈なら、喉頭が前に移動していれば気道は広がっているはずで、舌癒着症の症状の睡眠時無呼吸症やいびきは出現しないはずです。
みなさんは舌小帯が短いのを癒着と勘違いしています。
これは単なる舌小帯が短いだけで顕微鏡で調べると粘膜です。
癒着の場合は結合組織なので固いです。
しかし、舌小帯は柔らかい弾力性のある組織です。
舌癒着症はよく舌小帯と下あごの骨が癒着していると言われますが、これは腕や足の筋肉と骨の関係で癒着しているのではありません。
下あごを動かせて嚥下や咀嚼をするために舌がついているだけで癒着とは言いません。
英語名もtongue-tieといい、tongueは焼き肉のタンで、tieはネクタイのタイです。
どこにも癒着という言葉は入っていません。
当然海外でも舌癒着症は認められていません。
舌癒着症と舌小帯短縮症と同じと思って手術を受けると大変なことになります。
それは舌小帯短縮症は厚生労働省で認められている保険診療です。
しかし、舌癒着症は20年以上前からありますが、厚生労働省では認められません。
それは舌癒着症は舌小帯を切るものではないからです。
舌と下あごが癒着しているのなら、癒着部位を特定して剥離手術をするわけです。
しかし、舌癒着症は健康な舌の筋肉(オトガイ舌筋)を症状に関係なく3回切ります。
そう舌癒着症というものは舌小帯ではなく、舌が前方に移動しているため喉頭が前のめりになって、鼻から入ってくる空気が段差があるため呼吸が苦しいのだそうだ。
そして舌の筋肉を切って舌を後ろに戻して、喉頭をもっと後ろにするんだそうです。
賢明なみなさんだったらおかしいぞと思いませんか?
舌癒着症の症状に「睡眠時無呼吸症」があるそうです。
それで呼吸が苦しいのだそうです。
ちょっと待ってください。
舌が前方に移動しているのであれば、気道は確保されているはずだから、いびきや睡眠時無呼吸症は起こしません。
それに舌の奥は咽頭というところで喉頭ではありません。
舌の根元に「喉頭蓋」という気管支と食道の切り替えポイントの蓋はありますが、舌の筋肉は厚いので舌の裏側を3回切ったぐらいでは動きません。
と言うか、もし喉頭が前に行っているなら皆さん症状が違うはずなので、毎回どの人にも3回切るという儀式では喉頭が元の正常な位置にもどったかどうかわかりません。
心臓のカテーテル手術だって、レントゲン動画で塞がっている位置を確認してバルーンを膨らませます。
レントゲン、CT、MRIは一切撮影しないで毎回3回切るようです。
そして必ず、「呼吸が楽になってしょう。」と患者さんに暗示をかける。
「呼吸が楽になった」という場合はスポーツ選手がランニングマシンでマスクを付けながら走り、吸った酸素量と吐いた二酸化炭素量を比較しなければわかりません。
主観的なものではダメで、客観的な数値で証明しなければなりません。
本来、舌癒着症は術前のCT,MRIは撮りません。
でも舌小帯が短いことで相談に行っているのに舌小帯ではなく、健康な舌の筋肉を切るというのはどうかと思います。
もし、間違って舌小帯短縮症で舌癒着症の病院にかかった時は「ウチは舌小帯を切らないから他に行ってくれ。」となぜ言えないんでしょう?
それと舌癒着症とセットで行われる、上唇小帯切除と偽って口腔前庭拡大術というあり得ない手術名で健康なと鼻中隔下制筋を切って「鼻の穴を大きくする手術」は止めて欲しい。
誰も鼻の穴を大きくしてほしい人はいません。
手術の前に必ず、鼻の穴が大きくなって酸素がいっぱい吸えるようになるよと説明してください。
そうすれば、やらなくていい手術をしなくて済みます。
誰もやらなくなりますから。
とにかく舌小帯が短い場合は、医療法人社団 井出歯科医院にご相談ください。
絶対に舌癒着症に行かないように。
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