名古屋から赤ちゃんがいらっしゃいました!
愛知県から生後2か月の赤ちゃんがいらっしゃいました。
実は、お兄ちゃんが昨年舌小帯切除していて、第2子の場合も舌小帯が短い可能性がある旨をお伝えしておきました。
残念ながら、赤ちゃんも舌小帯短縮症でしたので今日の受診となりました。
あと、30分後にもうひとり愛知県から大人の方もいらっしゃいます。
舌小帯は切るだけではダメでトレーニングが必要です。
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愛知県から生後2か月の赤ちゃんがいらっしゃいました。
実は、お兄ちゃんが昨年舌小帯切除していて、第2子の場合も舌小帯が短い可能性がある旨をお伝えしておきました。
残念ながら、赤ちゃんも舌小帯短縮症でしたので今日の受診となりました。
あと、30分後にもうひとり愛知県から大人の方もいらっしゃいます。
舌小帯は切るだけではダメでトレーニングが必要です。
11月29日日曜日午前中の舌小帯切除は予約がいっぱいになりましたので終了させていただきます。
今年の舌小帯切除も終了です。
次回は、平成28年1月24日日曜日午前中です。
舌癒着症では、手術後に傷口に瘡蓋ができて癒着しないように白くなった瘡蓋をスプーンでとるようです。
スプーンの丸い底で傷口を擦るという話もあります。
オトガイ舌筋を切っているので、その上には本来“筋膜”というものがあります。
それをレーザーで焼き切っているため瘡蓋ができるのは当たり前。
逆にその瘡蓋を取ると結合組織に覆われて、余計瘢痕治癒します。
それなら初めから傷口を縫合すればいいのです。
みなさん、それを信じて行います。
大丈夫かな?
舌癒着症では、呼吸の検査に主に使われるパルスオキシメーター(酸素飽和度)。
これは血液中のヘモグロビンに酸素がどれだけ結合しているのかを検査するもので、呼吸の問題とは異なります。
この検査は睡眠時無呼吸症の簡易検査に使用され、呼吸が止まれば酸素飽和度が低くなるというものです。
酸素飽和度はSpO₂で表記され、正常値は96%以上で、95%未満は呼吸不全の疑いがあり、90%未満は在宅酸素療法です。
例えば、息を1分ぐらい止めている状態で測定すると90%ぐらいになるそうです。
赤ちゃんも泣いている時に測定すれば、何度か息が止まりながら泣くため90%ぐらいになるのは当たり前。
舌癒着症の診療室で測定すると、殆どの方は99%ぐらいのようです。
するとその言い訳は、「すぐにすぐではないが、将来呼吸に問題が起こる。」と言われるようです。(根拠はない気がします。)
そこで手術の予約枠が少ないことを告げて、急がないと大変なことになるように仕向けるようです。
舌癒着症の歯科医師が歯医者向けの説明会のレジュメでは、この酸素飽和度がどの患者さんも平均72%前半の数値と説明して、術後90%後半になったというデータを公表しています。
おいおい70%前半じゃあ普通の生活できないし、入院生活ですよね。
もっと驚くのは、舌癒着症の患者が日本人の94%いるんだそうです。
逆に考えると、94%呼吸困難な人ばかりで、6%の人が正常?
寧ろこの場合、94%が正常で6%の人が異常と考えるべきですね。
呼吸が楽になるというなら、流量検査が一般的です。
よくスポーツ選手がランニングマシンでランニングしながらマスクをつけて、吸う量と吐く量を計測するものです。
パルスオキシメーターでは呼吸量は測定できません。
睡眠時無呼吸症の検査で呼吸が何回と止まるのか検査する装置です。
みなさんは舌小帯が短い状態を“舌小帯短縮症”と言い、“舌癒着症”ではありません。
全く別物です。
Wikipediaも間違った記述になっています。
『舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう、tongue-tied、 ankyloglossia)は、舌小帯が付着異常を起こしている状態で、「舌強直症」、「舌癒着症」、「舌小帯癒着症」、「短舌症」とも呼ばれる。』
これが間違いのもとです。(呼ばれません)
『舌強直症』というのは、舌小帯をレーザーや電気メスで切りっぱなしした状態で傷口が瘢痕治癒したものです。
『舌癒着症』『舌小帯癒着症』も癒着というのは炎症で本来くっついていない組織がくっつく状態のことです。
先天性のものは言いません。
これは舌小帯が短い病気、“舌小帯異常”です。(これが保険診療の病名)
通常は、舌小帯短縮症で舌癒着症のクリニックにかかれば、「ここは舌小帯は切らずに舌の筋肉と鼻の下の筋肉を切って呼吸を楽にするところ」と言って、門前払いするのですが、実は舌癒着症のクリニックはそれが狙いなんです。
舌小帯短縮症で来院した患者さんを舌癒着症になっていると決めつけ、やらなくていい手術をするわけです。
その際に、舌癒着症の症状を説明するのですが、それは一般的な「不定愁訴」を列記しているわけです。
そして主観的な「呼吸が楽になる」という言葉で暗示をかけます。
まさか医者がやらなくてもいい手術をするなんて誰も思いません。
舌癒着症を命名した一人の耳鼻咽喉科医が作った病名で、当然とってつけたような症状や検査です。
だから間違っても舌癒着症のクリニックにかかってはいけません。
先月初診でいらっしゃった赤ちゃんですが、昨日も私の顔を見て難しい顔をしていました。
そして赤ちゃんのほっぺは赤く爛れていました。
それが今日、消毒に来られてビックリ。
ほっぺはツルツルでずっとニコニコ笑ってくれているじゃあありませんか。
あー、舌小帯切除やっててよかったっていう瞬間です。
舌小帯切除のことでいい話ばかりはいたしません。
昨日、舌小帯切除したお子さんですが、木曜日に熱があって手術ができるかどうか危ぶまれていたのですが、幸いにも熱が下がって手術しました。
しかし、体調が悪くなり、救急病院で点滴を打ってもらったようです。
その時の小児科医が「舌が腫れている。舌小帯は切るものではない。」ときつくお母さんに話されたようです。
そして一晩ぐっすり寝られて、先ほど消毒にいらっしゃいましたが、舌は腫れていないし綺麗でした。
木曜日に熱が出て体力が落ちている時に手術するとあまり好ましくないということです。
ですから、これから舌小帯切除をお考えの方は風邪をひかないように体調管理をよくしてください。
上唇小帯は永久歯の前歯が生えてきてから切除してください。
理由は上唇小帯が前歯と前歯の間に入り込んでいるためです。
その入り込んでいる上唇小帯を撤去しなければ「すきっ歯」は治りません。
それまでの間に転んで切れることがありますが、それは放置しておいてください。
今日は、大阪から幼児1人、愛知県から幼児1人、三重県、静岡県は赤ちゃんで3人舌小帯切除しました。
次回は11月29日午前中で、年内最後です。
あと予約は残り2人になりました。
ご予約はお早めに。
舌癒着症は、「舌と下あごが癒着しているために喉頭が前方に偏位している。」と唱えています。
喉頭と言ってもこの場合は「喉頭蓋(こうとうがい)」という気道と食道の切り替え弁が前に移動しているということになる。
すると気道への蓋がしっかり閉まらないため誤嚥することになる。
また「喉頭蓋炎」というものがあるが、これはインフルエンザなどで感染すると喉頭蓋が腫れて呼吸ができなくなる。
もし、喉頭偏位症なるものがあるならば、この喉頭蓋を直接手術するほうが効率的である。
なぜなら、舌の大きさには個人差があり、舌の筋肉を切って本来あるべき位置に移動させることは至難の業である。
尚且つ、レントゲン動画で確認しながら舌の筋肉を切るという大手術になります。
しかし、舌癒着手術の手術は舌と下あごの癒着している部位を剥離していかなければならないのに、なぜか舌の裏側の真ん中を3層つまり3回切るだけです。
癒着している部位の剥離ではないのです。
みなさん癒着の度合いが違うので、本来はレントゲン動画で確認しながら切らなければ切りすぎちゃうかもしれないし、足りない場合もあります。
ましてや最初のレントゲンが無ければなりませんが、撮影していないようです。
こういう矛盾だらけの手術はダメです。
そして手術しながら「呼吸が楽になったでしょう?」で暗示をかけるのもどうかと思います。
「呼吸が楽になる。」という主観的なことでなく、誰にも分る客観的な数値を示さなければなりません。
舌小帯を診て、舌癒着症の分類をやっているお粗末さ。
喉頭はファイバースコープで上から見ているだけ。
レントゲン、MRIは無し。
パルスオキシメーターは睡眠無呼吸症の簡易検査で呼吸が楽になるのかわかりません。
これは呼吸が何回止まっているのか見る検査で呼吸が楽かどうかはわかりません。
舌癒着症の症状というのは、どうやら不定愁訴を全部列記しているだけで舌癒着症の症状でも何でもないよう様です。
こういうずさんな舌癒着症はどうよ!
舌癒着症で失敗で検索されている方がいらっしゃいますが、検索しても私しかまともに書いていませんので参考になるかどうか分かりません。
他の人はマインドコントロール下で舌癒着症の手術は素晴らしいと思っています。
そうあなたはマインドコントロールが解けています。
まずあなたが説明を受けた時にメモでもいいから舌癒着症の先生から貰ったものがあるかです。
それと手術承諾書に「鼻の穴が変形する」が書かれているかどうかです。
舌癒着症の手術の際には、強制的に手術したのではなく、あなたがこの手術を自分で選んだとされて、クレームをつけても門前払いになります。
しかし、「鼻の穴の変形」が手術承諾書に書かれていなければチャンスはあります。
なぜなら理由は分かりませんが、手術承諾書に「顔の変形か鼻の変形」が付け加えられたようです。
そのため怖くなってキャンセルされた方から電話をいただきました。
舌癒着症の口腔前庭拡大術は実は鼻の穴を大きくする手術なので、それが手術承諾書にかかれていなければ弁護士に相談するべきです。
そしてあなたの主訴がなんだったかです。
「舌小帯が短く滑舌をよくしたい。」だったら大丈夫です。
よく舌小帯短縮症で検索すると舌癒着症ともいうと書かれていますが、同じものではありません。
信じられないかもしれませんが、現役の耳鼻咽喉科医が病気でもない舌の筋肉と鼻の下の筋肉をレーザーで切りっぱなしにしているんです。
だから30年以上舌癒着症を唱えているのに、厚生労働省は病気と認めず、保険診療に組み込まれません。
(ありもしない病気なので当たり前です。)
舌小帯短縮症は舌小帯が短い状態のことです。
舌癒着症はひとりの耳鼻咽喉科医が作った病名です。
現在は東京の耳鼻咽喉科医が主にやられていますが、ホームページには舌癒着症の詳しい話は載っていません。
そのため舌小帯短縮症を舌癒着症と間違って受診する人もいます。
ホームページに舌小帯短縮症と舌癒着症は違いますよと載せてくれればいいのですが、このクリニックは舌小帯で相談してきた人を舌癒着症に決めつけて舌癒着症の手術を勧めます。
最近の舌癒着症の学会誌にも「舌癒着症は舌小帯とは関係ない。呼吸の問題。」と書かれています。
だから舌小帯が短いことで舌癒着症のクリニックにはかかってはいけないのです。
良識ある医者なら、「舌癒着症と舌小帯が短いのは関係ないから、舌小帯の専門医に行きなさい。」とするはずです。
しかし、この間違えてきた患者さんを舌癒着症に取り込むことが目的なんです。
そのためにやらなくていいファイバースコープで喉頭を映し、喉頭が前方に移動していると素人に恐怖心を植え付けさせる。
でも本当は、全身麻酔でないため喉頭は嚥下や呼吸で常に動いているので前方に移動しているなんてありえないのである。
ネタばらしすると、実は動画撮影していて喉頭が前方に移動した瞬間の静止画像である。
その後日を改めて、集団説明会で元患者さんが体験談を聞き、そのあとで個人説明で舌癒着症であると刷り込む。
手術同意書を書かせる際に、「あなたの自由意思でこの手術を受ける。」ということを念を押す。
手術後、クレームをつけてきても耳鼻咽喉科医が強引にしたわけではないことを盾にとるためである。
でも大体の人は「呼吸が楽になる。」という暗示が解けず、手術してよくなった気がするわけである。
実は、舌癒着症の症状とされているものは、単なる「不定愁訴」を書きだしたもので、手術して治るとは一言も言っていないのである。
冷静に考えれば、こんなインチキな手術に引っかからないのですが、赤ちゃんの夜泣きひどかったり、不定愁訴がひどいと藁をつかむ思いでやってしまうのである。
そういう弱みに付け込んでいるのである。
舌癒着症も舌と下あごの癒着しているというが、実際の手術では舌のど真ん中のオトガイ舌筋だけ3回切っているのである。
癒着部位ではないの?
病気でない健康なオトガイ舌筋を切ること自体、医師としての資質を疑われる。
患者さんがよくなったといっていると反論するかもしれないが、それは「催眠商法」「霊感商法」の類である。
だから舌癒着症のトラブルを弁護士に相談すると、消費者生活センターを紹介されるのである。
更に、舌癒着症とセットで行われる口腔前庭拡大術(上唇小帯手術)も口輪筋と鼻中隔下制筋をレーザーで切ってしまうために鼻の穴付近の筋肉が動かなくなるため鼻の穴は大きく上を向いてしまいます。
この手術の副作用ではないのです。
初めから鼻の穴を大きくして呼吸しやすくすることを目的としているものです。
最初から鼻の穴を大きくする手術と患者さんに話すとやる人がいなくなるので、「上唇小帯をちょこんと切るだけ」とうそをつくのである。
この手術で鼻の穴を大きくされると、元に戻すことはできません。
だから舌小帯が短いことを舌癒着症のクリニックに絶対相談に行ってはいけません。
舌癒着症の手術は舌小帯の手術ではありません。
海外では母国語が発音できないと困るので、赤ちゃんの時に舌小帯切除を行っています。
日本は小児科学会が舌小帯切除を否定したために海外の情報が一切入ってきません。
数年前に、日本の自動車メーカーでメキシコに家族で住んでいた方が帰国され、「双子の兄がいたのですが、舌小帯が短くて睡眠時無呼吸症で死にました。弟も舌小帯が短いので現地で切ろうとしたのですが怖くてやめました。でもこの子も死んじゃうと困るので連れてきました。」
中学生のお子さんでしたが、舌小帯は極度に短かったです。
でも手術当日、怖くて逃げちゃってその後連絡がありません。
一昨年は、オランダで出産されて日本に帰国された方から、「2歳の子供が反対咬合になっています。オランダで出産した時に舌小帯切除を勧められたのですが、断りました。その影響でしょうか?」という相談の電話をいただきました。
やはり一昨年、大阪の方で舌小帯を切ってくれる小児科や歯医者を市内を探したのに見つからず、ウチにいらっしゃいました。
どこの小児科も「ラ行が言えなかったら切りましょう。」というだけで悪くならないと切らないのか憤慨されていらっしゃいました。
そして現在、サウジアラビアにいらっしゃって、第2子を出産されました。
サウジアラビアでも舌小帯を切ってくれるという話をしていただきました。
そう世界では、ことばが話せないと困るので赤ちゃんの時に舌小帯を切っているんです。
「鎖国」になっているのは日本だけです。
虐待はなぜ減らないかわかりますか?
それは赤ちゃんがことばを話せないからです。
ただ泣いているで、泣いている理由をお母さんに伝えられないからです。
イクメンのお父さんはなおさらです。
泣いている原因が舌小帯が短いために母乳やミルクが飲めない場合があるのです。
舌の根元のひもみたいなものが短ければ舌を動かすことができないことぐらいわかりそうなものですが、そんなことはどうでもいいのです。
検診で舌小帯が短いとチェックされるのはよっぽど舌小帯が短い場合だけです。
通常の検診では舌小帯はチェックされません。
舌小帯が短いことを知っていながら何もしない。
放置しておけば、発達障害、構音障害、嚥下障害、摂食障害、アトピー、アレルギー、食べるのが遅い、反対咬合、睡眠時無呼吸症などなる場合があります。
もっと怖いのは睡眠時無呼吸症が原因の乳幼児突然死症候群です。
起こってからでは遅いのです。
滑舌は舌小帯を切っただけでは治りません。
この状態で何年、何十年話してきたからです。
切ったからすぐ滑舌はよくなるわけではありません。
その癖を矯正しなければ滑舌はよくなりません。
そのトレーニングはスマイルスリーパーで舌小帯切除後に縮こまった舌を前に引っ張り、滑舌割りばしでトレーニング、更に寝るときにタン・スプリントを装着して寝ることです。
今年の2月に構音障害の6歳のお子さんは8か月かかって治りました。
滑舌は簡単には治りません。
また、舌小帯を切っても滑舌が治らないのだったら、トレーニングだけやればいいのではという質問をいただきましたが、滑舌が悪い根本の原因が舌小帯短縮症なので、舌小帯切除をしなければなりません。
舌小帯がお嫌な方は、幼稚園、小学校に「ことばの教室」がありますからそちらをお勧めします。
しかし、「ことばの教室」に通って治った人はいません。
だって根本的な原因をなくしていませんから。
舌の圧痕がひどい患者さんがいたので、タン・スプリントを作製し2週間装着してもらいました。
すると、舌の圧痕は全く無くなっていました。
まだ舌の違和感はあるようですが、快方に向かっています。
舌の圧痕は舌を下あごの歯に押し続けるために起こります。
慢性刺激がずっと続けば“ガン”になる可能性が高いです。
みなさんも偶にはご自分の舌を観察してみてください。
長崎からも舌小帯のお問い合わせをいただきました。
羽田まで飛行機で、品川から新幹線こだまでいらっしゃるとのこと。
患者さんの予定が決まり次第行います。
お昼休みに大阪から大人の方の舌小帯切除に関してのお問い合わせを電話でいただきました。
今週の日曜日の舌小帯切除は大阪から3歳のお子さんがいらっしゃいます。
このお子さんの場合は、舌小帯切除だけでなくタン・スプリントを作製するため前日にいらっしゃっていただきます。
舌癒着症の手術では、上唇小帯をちょこんと切るといって、口輪筋や鼻中隔下制筋をレーザーで切り、手術名は口腔前庭拡大術という名前のようです。
鼻中隔下制筋は鼻の下を伸ばす筋肉なので、もし舌癒着症のこの手術を受けた場合は上唇と鼻の下は短くなります。
普通の歯医者で上唇小帯を切った場合は、筋肉は切っていません。
ですから鼻の下は長くなりません。
舌癒着症なんてひとりの耳鼻咽喉科医が作った病名で存在しません。
まさか病気でも何でもない健康な舌の筋肉や鼻の下の筋肉を切っているなんて信じられないかもしれませんが事実です。
一方では舌が下あごと癒着しているため喉頭が前に移動しているという。
ではそのレントゲン、MRIがあるのか、そういう検査をするのか?
答えは「NO!」です。
驚くべきことに舌小帯を診て、舌癒着症のレベルを判断するようです。
そして舌が下あごに癒着しているというが、普通のことである。
それは手足の骨に筋肉がついているのと同じレベルの話。
舌癒着症の手術はレベルによって術式が異なると思いきや、全部レーザーで舌の筋肉を3回切るだけ。
切って喉頭が元の位置に戻ったかどうか確認もなし。
現在の医学なら、レントゲン動画撮影しながら、舌の筋肉をどの深さまで切ればいいの確認しながら切るのが当たり前。
インプラントだって、CT撮影しながらどのタイプのどの長さのインプラントを打つのか決めます。
3回切るなんて言うのは「儀式」ですね。
当然筋肉を切っているため、神経障害や舌の動きが鈍くなります。
そしてセットで行われる口腔前庭拡大術というまたインチキな名前の手術。
本当は口腔前庭拡張術は歯肉が下がった状態を改善するようにする歯周外科手術にはあります。
口腔前庭拡大術も最初は上唇小帯をチョコット切るだけと説明して、実は鼻の下の健康な筋肉を切り刻んで、鼻を下に動けなくしてしまいます。
そうすることによって、鼻の穴は大きくなり、上を向いてしまいます。
実は舌癒着症は鼻の穴を大きくして呼吸を楽にするということが目的の手術なんです。
あれ?舌小帯が短いのを相談に来たはずなのに。
まともな医者なら、ここは舌癒着症で舌小帯は関係ないよと言って追い返すはず。
ここはそうではないのです。
舌小帯で来た人を合同説明会で危機感を煽り、元患者さんのスライドを見せ、手術にもっていこうとします。
更に、個別診察でもう一度念を押します。
そしてこの手術は自己判断で決めた手術承諾書にサインさせて、後で文句を言わせないようにします。
舌癒着症の手術目的は、鼻の穴を大きくして呼吸を楽にし、舌癒着症の症状を治すんだそうです。
鼻の穴が大きくなり、変形することは今年から手術承諾書に加えられているようです。
今年、鼻の変形が引っかかるというお母さんが手術を辞められました。
誰が好き好んで鼻の整形、それも鼻の穴を大きくしますか?
そして鼻の穴が大きくなった場合は、元に戻せません。
理由は筋肉をズタズタにレーザーで切ってしまっているからです。
もし、鼻の変形でお悩みの方は手術承諾書を確認してください。
舌小帯は現在4つの解釈があります。
1.医療法人社団 井出歯科医院が保険診療で行っている舌小帯切除です。
これは舌小帯が短いことが病気のため厚生労働省で認められている保険診療です。
手術は舌小帯をハサミで切り、伸ばして縫合する、舌小帯切断伸展術を行っています。
2.舌癒着症は舌小帯と関係ない、舌が下あごと癒着している。
舌が下あごと癒着して、のどの奥の喉頭が前に来ているために呼吸が苦しくなっているという理屈。
それで健康で病気でない舌の筋肉を3層切って戻すらしい。(レントゲン、MRIの確認なし)
更に、鼻の下の筋肉も切って、鼻の穴を大きく上に向けて空気を多く吸えるように整形もしてくれるようです。(ただし、戻すことはできません)
赤ちゃんの場合、これに扁桃腺、口蓋垂(のどちんこ)も切ってしまうそうです。
傷口は癒着しないようにスプーンで瘡蓋を掻き出さなければならないようです。
舌癒着症はお母さんが赤ちゃんの舌小帯が短い舌小帯短縮症と同じものと勘違いして耳鼻咽喉科にかかります。
しかし、舌癒着症の耳鼻咽喉科医は赤ちゃんのいろんな症状を舌癒着症と偽り、主訴は舌小帯が短いことで相談しているのに、強引に舌癒着症の手術に追い込んでいきます。
今年の手術承諾書には「顔の変形」の可能性があるような内容があるようなので、絶対承諾書にサインしたり、手術を受けてはいけません。
舌癒着症という病気は舌癒着症を考え付いた耳鼻咽喉科だけが唱えているものです。
3.小児科は舌小帯を切ったことがないのと、学会が舌小帯切除を禁止しているから切らない方針。
だから様子を見ましょうで終わり。
何もしません。
だから医療費の無駄です。(初診料)
4.歯科医や耳鼻咽喉科医や小児科医が安易にレーザーや電気メスで舌小帯を切ります。
これは縫合しないため舌小帯は何も伸びません。
傷口は縫わないために瘡蓋ができ、癒着します。
こういうことを知らない医者が多いです。
そして近くに舌小帯を切ってくれるところがないからと言って、安易に手術する母親が多いです。
レーザーや電気メスで手術した後、癒着した状態を舌強直症といいます。
この舌強直症の手術は癒着して固くなった舌小帯を切り取り、癒着防止シートで縫合しなければなりません。
これだけ警鐘を鳴らしても後を絶ちません。
舌小帯切除とそのあとのトレーニングを行っているのは医療法人社団 井出歯科医院だけです。
舌小帯短縮症と舌癒着症は全く別物です。
舌癒着症のホームページに、「舌小帯は関係ない。おっぱいが飲める飲めないも関係ない。呼吸の問題である。」とちゃんと書かれています。
問題なのは、患者さんは舌小帯が短くて授乳障害で相談で来院されているわけなので、そこでちゃんと説明しなければならないのです。
患者さんは舌癒着症と舌小帯短縮症を同じものと勘違いしてかかっているため、そこで違いをまず説明しなければなりません。
また矛盾しているのは、舌小帯は関係ないと言っておきながら、舌小帯で舌癒着症を分類している点にあります。
舌小帯と勘違いされる人が多いので、舌癒着症はホームページで違いを提示する義務があります。
まさか舌小帯で来院された方を無理やり舌癒着症にしていないとは思うのですが・・・
舌小帯をレーザーで切ると深さの調節ができないためにそのすぐ下のオトガイ舌筋まで誤って切ってしまいます。
筋肉の断裂なので、痛みと神経麻痺が残ります。
縫合しないので癒着はするし、いいとこ無しです。
舌小帯切除は切っただけでは症状は治りません。
矯正やことばのトレーニングや睡眠時無呼吸症治療器具などの知識が無いとできません。
更に、舌小帯切断伸展術をして、しっかり縫合すれば全然問題ありません。
それをレーザーや電気メスで安易にやれば癒着して再手術は大変なことになります。
リスクはウチでやる限り殆どありません。
リスクリスクと騒ぐのは舌小帯を切ったことのない歯医者や小児科医だけです。
舌小帯切除はウチで保険診療で行う限り安全なものです。
だから遠方でもウチに来てください。
25年間舌小帯を行っているのは日本でもウチだけです。
もしリスクと言うならば、せっかく舌小帯を切っても以前と同じように何も動かさなければ、その位置で固まってしまいます。
だって、舌は筋肉なので筋トレしなくちゃあダメです。
舌小帯が短い場合、小児科にかかっても「様子を見ましょう。3歳になってラ行が言えなかったら専門医にかかってください。」と言われるのがオチです。
でもこれってタダでは無いのです。
ちゃんと初診料を払っているんです。
医療費の無駄です。
そういう場合はネットで「舌小帯」を検索してください。
5番目に「舌小帯短縮症」のホームページがあります。
口腔前庭拡張術と言う歯周病で歯肉が下がって根っこが見えて、頬っぺたの粘膜がすぐ根っこの根元にある場合に行う手術です。
拡張と拡大で勘違いする人もいますが、舌癒着症の口腔前庭拡大術なんていう手術は存在しません。
舌癒着症の虚空前庭拡大術と呼ばれるものは患者さんには「上唇小帯」を切る手術と説明して、実は上あごの左右の犬歯の根っこの歯肉を6cmぐらいレーザー切開して、唇の口輪筋と鼻を下に引っ張る鼻中隔下制筋をレーザーで適当に焼き切ってしまう適当な手術です。
それによって、鼻を下に引っ張ることができず、「ガミースマイル(テニスプレーヤ-N)」みたくなります。
更に、鼻が変形して鼻の穴が大きく上を向いてしまいます。
通常はこんなことをすれば医療裁判になります。
しかし、みなさん手術承諾書にサインしているため文句を言えません。
(現在は鼻や顔の変形は手術承諾書に加えられているようです。)
Yahooで「呼吸が楽になる」で検索すると大体は喘息の際の呼吸方法である。
私も喘息持ちなので、気管支拡張薬を飲んだり、ネブライザーですごく呼吸が楽になります。
一般の方が呼吸が楽になるなんて本来はありません。
舌の筋肉を切って呼吸が楽になるはずありません。
冷静に考えればそんな耳鼻咽喉科の戯言に引っかからないのですが、赤ちゃんが夜泣きがひどいと舌癒着症の手術をすれば治ると言われればやっちゃうんです。
それとレーザーで舌を切っている時にしきりに「呼吸が楽になったでしょう。」と何度も暗示をかけているのです。
よく赤ちゃんの舌癒着症で手術中、泣き声が変わると言われますが、口蓋垂(のどちんこ)をレーザーで切っちゃうから変わるだけです。
これで赤ちゃんの呼吸が楽になったと宗教っぽくしています。
舌小帯が短いとフーセンガムを膨らませません。
舌が上あごの口蓋に付かないからです。
フーセンガムを膨らますためには、この口蓋でガムを舌で板状に広げて薄くしなければなりません。
そして、舌先をピュッと付きだしてガムを更に薄くします。
それから口先を窄めてゆっくり息を出せばフーセンガムは膨らみます。
ウチの小学生の患者さんは舌小帯切除後、半年でできるようになりました。
TBSひるおびの常識クイズ?どっちがホント?で「舌足らず」が私が席を外している間に出題されていたようでした。
答えは舌は筋肉がどうのこうのと言われていました。
舌足らずは舌ではなく、舌小帯が短いことです。
先月、舌小帯切除の際に泣いて大暴れしたお子さんでしたが、今日は「おはようございます。」と私が挨拶すると、「おはようございます。」と返事してくれました。
滑舌割り箸でも練習しているようです。
ことばもしっかりしてきて大分いいです。
舌小帯が短くて起きる疾患。
舌小帯短縮症は舌小帯が短い症状名。
症状は、授乳障害、構音障害、滑舌、嚥下障害、摂食障害、食べるのが遅い、早い、アレルギー、アトピー、よだれ、反対咬合、睡眠時無呼吸症、発達障害など。
舌小帯は切っただけでは何も変わりません。
理由は、切ってすぐは麻酔が効いているためすごく舌は動きます。
しかし、麻酔が切れると切る前と同じポジションに戻ります。
そのためウチでは大人にはスマイルスリーパーで舌を引っ張ります。
その後はタン・スプリントで下の本来の位置に持って行きます。
年齢が上程治りは悪いです。
11月の舌小帯切除も予約はあと3人になりました。
年内は11月が最終ですのでご予約はお早めにお願いします。
舌小帯を切って何のトレーニングも必要ないのは生後間もない赤ちゃんだけです。
ウチで赤ちゃんの舌小帯を切る場合は、生後2か月ぐらいです。
でも生まれて2ヶ月間舌小帯が短い状態で母乳やミルクを飲んでいるために変な癖がついているわけです。
そのため舌小帯を切ってもすぐには上手く飲めません。
しかし、中には上手に飲める赤ちゃんもいます。
上手く飲めない場合はスポイトで飲んでもらい、哺乳瓶の乳首も大きく穴をあけてもらっています。
良く吸う力がつかないといいますが、赤ちゃんは母乳やミルクを吸って飲んでいるのではなく、舌の蠕動運動を使って喉の奥に流し込んでいるんです。
なぜなら舌小帯が短い赤ちゃんでもお母さんの母乳の出がよければ授乳障害にならないからです。
だから舌小帯を切った後に以前のように飲まなくても心配ないのです。
Wikipedeiaも間違っていますが、舌小帯短縮症は舌癒着症とも言われると記述されていますが、大間違いです。
現に、舌癒着症で検索してもWikipedeiaはありません。
舌癒着症は一人の耳鼻咽喉科医が作った病名です。
実際には存在しない病気です。
舌小帯が短い状態を舌小帯短縮症と言い、保険診療での病名は「舌小帯異常」で、手術名は「舌小帯形成術」で術式は「舌小帯切断伸展術」です。
間違っても舌癒着症の病院にいったらとんでもないことになります。
舌小帯が短いとか、くっついているのを癒着と勘違いされている方が多いです。
癒着は炎症を起こしたり、手術をして本来付いてはいけない組織がくっついていることです。
だから胎盤癒着、ガン組織と癒着、帝王切開での腹膜の癒着などがあります。
舌癒着症の定義は舌小帯では無く、舌の筋肉(オトガイ舌筋)と下あごの骨の癒着だそうだそうです。
舌小帯癒着症ではないのです。
そして舌癒着症の手術は本来は舌と下あごの癒着部位を剥離手術しなければなりません。
でも舌癒着症は舌の筋肉を3回切っているだけの不思議な手術。
厚生労働省で認められているのは舌小帯が短い舌小帯短縮症です。
舌小帯が短いのが病気なので切るというものです。
舌癒着症は当然病気ではないので20年以上厚生労働省で認められていません。
だから舌癒着症という病名は海外でも存在しません。
上唇小帯で検索されている方へ。
本当の上唇小帯切除の時期は、上顎前歯の永久歯が生えてきて、上唇小帯が入り込んでスキッ歯になってしまった時です。
それ以外は切っても無意味です。
そして上唇をずっと閉じていればスキッ歯は自然に治ります。
舌癒着症の手術とセットで行われる上唇小帯切除は名ばかりで、舌癒着症の手術名は「口腔前庭拡大術」といい、上唇の裏側を6cm切開して口輪筋、鼻中隔下制筋をレーザーで焼き切り、鼻の穴を大きくすることを目的とするものです。
鼻の穴を大きくして呼吸がしやすくするそうですが、実際はそうはなりません。
本当はこういう手術はする必要がなく、舌癒着症の先生も手術承諾書に鼻の穴が大きくなるとは書いてなそうです。
それは鼻が変形すると書いてあればやる人がいないからです。
上唇小帯切除も目的を知らない歯医者がやると上唇小帯だけ切っていますが、実は口蓋に入り込んだ上唇小帯を撤去しなければなりません。
だからこれもレーザーではダメです。
別に発達障害なので舌小帯を切ったわけでなく、偶々構音障害や矯正の後戻り防止で舌小帯を切った後で、お母さんから実は発達障害だったのですが、良くなりましたという話を聞いただけです。
ですから「さんた論法」です。
切った、治った、よかったです。
研究機関ではないので分かりませんが、実際5月の舌小帯切除の時は、「ぶっ殺してやる!」と言う汚い言葉をはいて暴れていた小学生は、昨日も静かに治療して行きました。
よかったです。
舌癒着症の手術失敗で検索されている方へ。
一昨日も書きましたが、舌癒着症なんていう病気は神奈川の耳鼻咽喉科の先生が勝手に作った病名です。
喉頭が前方に偏位している事実はありません。
現に、レントゲン、MRIが無いのです。
当たり前です、無い病気だから。
舌癒着症とされるイラストはありますが、赤ちゃんのレントゲン写真を簡略して書いたものです。
赤ちゃんは喉頭ができていいないため、このようなイラストになります。
決して、日本人の94%が舌癒着症なんていうのはデマで、数値からすると舌癒着症でない6%の人の方が異常かもしれません。
1.術前術後のレントゲン写真、MRIを見せてもらう。
それで喉頭が何度、何cm前方に移動しているのか測定したのかを確認し、本来の正常位置まで戻すにはオトガイ舌筋を何cm切るのか説明があったかどうか。
手術中、レントゲンモニターで見ながらオトガイ舌筋を切っていたか。
というか、そもそも舌癒着症は舌と下あごの骨と癒着している唱っているはずなので、舌と下あごの境界線を剥離手術するはずなのに、舌癒着症の手術は関係ない健康なオトガイ舌筋を切っている。
癒着している組織は慎重に行わなければ大出血します。(胎盤癒着のように)
でもなぜか、全部オトガイ舌筋を3回切るだけ?
常識で考えて、舌そのものは大きい物なのでちょっと切ったぐらいで動きません。
2.舌癒着症は驚くことに、舌小帯の長さと付いている部位で分類されている。
喉頭が前方に移動しているというのを舌小帯で分かるようだ。
舌小帯を診て喉頭が前に来ていると分かるようです。
でも舌癒着症の説明だと、「舌小帯は関係ない。」とされているのに矛盾しています。
それで、舌癒着症の手術は舌と下あごの境界線でなく、舌小帯の真ん中を切っているという不思議さ。
3.喉頭が前方に偏位しているといことは気道を塞いでいないため、睡眠時無呼吸症ではないということです。
逆に、舌癒着症の手術をすると舌が喉の奥に行くため、気道を塞ぎ睡眠時無呼吸症を助長するということです。
こういう矛盾が多いです。
4.呼吸流量計で測定したかどうか。
よくスポーツ選手がランニングマシンの上でマスクを付けて吸う酸素と出す二酸化炭素を測定していますが、「呼吸が楽になる」と言うのは呼吸流量計でなければ分かりません。
舌癒着症では、「パルスオキシメーター」で測定しますが、殆どの方が99%の正常値です。
それでも舌癒着症の先生は、「今はいいけど、将来どうなるかわからないよ。」と脅します。
赤ちゃんは、泣きながら呼吸が止まるので94%ぐらいになります。
パルスオキシメーターは「呼吸が楽」というものでなく、睡眠時無呼吸症の簡易検査でどのくらい呼吸が止まってるか測定する器械です。
呼吸が楽かどうか判断する器械ではありません。
5.ファイバースコープで撮影した喉頭の動画を見せられますが、正常です。
当然、喉頭は随時動いています。
それを都合のいい位置で静止画にします。
でもこれでは喉頭が前に移動しているのは分かりません。
舌癒着症では、オトガイ舌筋3回切り終わると、「ほーら、呼吸が楽になってでしょう?」と術者が必ず“暗示”をかけます。
そして、術後レーザーで切りっぱなしのため、傷口に瘡蓋ができるとスプーンで削り取るらしいです。
これを怠ると癒着するそうです。
「気付きなさい!」
構音障害のお子さんの親御さんから、舌小帯を診て欲しいという相談がありました。
それで、「舌小帯を切っただけでは構音障害は良くなりません、その後のトレーニングが必要です。」と返事をしたところ、「切って構音障害が治らないのなら最初からトレーニングだけすればいいのでは?」という返事をいただきました。
構音障害になった原因は舌小帯が短かったためです。
「サ行」や「ラ行」は舌が上あごの口蓋に付かないと発音できません。
舌小帯が短いと舌を上に挙げることができないので変な発音になる訳です。
この状態でいくら発音トレーニングしても治りません。
実は、これが「ことばの教室」のトレーニングなんです。
だから、「ことばの教室」に通っても構音障害は治りません。
舌小帯を切っても何年か舌小帯が短い状態で発音してきたため、治らないのです
それには半年ぐらいトレーニングが必要です。
トレーニングが必要ないのは赤ちゃんの時に舌小帯切除している場合だけです。
当然大人は滑舌が治るまでかなり期間がかかります。
幼稚園の年長まで構音障害を放置している親にも責任があります。
だって、お子さんの話すことは毎日一緒にいるお母さんは分かりますが、お父さんやおじいちゃんやおばあちゃんやお友達には全然分かりません。
おじいちゃんやおばあちゃんから偶に、「孫が何を言っているのか分からない。」という問い合わせをいただきます。
当然幼稚園ではいじめに合っている場合もあります。
それよりも発達障害になっている可能性もあります。
舌小帯が短ければ当然「ハート舌」にもなっています。
赤ちゃんの時に気づいてあげないとダメです。
この相談された方には、理解されていないようでしたので「ことばの教室」をお勧めしました。
まずは、舌癒着症は病気で無いのに切っているので、失敗です。
というかよくなる訳がありません。
在りもしない病気で、煽って、「呼吸が楽になるよ」と言って健康な舌の筋肉を切っているだけですから。
舌癒着症の手術を後悔している人は多いのですが、手術承諾書を書いているためブログ記事にできません。
逆に、舌癒着症の信者さんたちの記事が多い訳です。
無料で弁護士に相談すると、国民生活センターを紹介されます。
理由は、舌癒着症の「呼吸が楽になる、頭が良くなる、表情が豊かになるなど」主観的なものばかりで、催眠商法、霊感商法に似ているということです。
病気で無い無い物を病気と偽って手術するという悪質なものです。
レーシックと違うところは、近視を治す手術なんですが、飛蚊症や痛みが患者さんしか分からず、他の人に証明できないため裁判では原告が負けます。
しかし、これも集団訴訟と言う形で道ができるようです。
さて、今年から舌癒着症の手術の手術承諾書に「顔(鼻)の変形することがある」が加わったようなので、それ以前の方は「鼻が変形する」と言う説明を受けなかったで訴えることはできるかもしれません。
但し、写真から術前と術後を比較できなければなりません。
NHKドラマ「デザイナーベイビー第2話」の岸田に誘拐された赤ちゃんが泣いているシーンで、赤ちゃんの舌小帯が短いではありませんか!
ミルクを本当に飲めないだろうなと思いました。
エビデンスとはその治療法が良いといえる証拠です。
小児科医のブログに「舌小帯はエビデンスが無い」と書かれていますが、本当でしょうか?
舌小帯が短くて授乳障害で小児科にかかると、「授乳障害も様々な原因がある。舌小帯は伸びるので、様子を見ましょう。3歳~5歳で「ラ行」が言えなかったら、専門医で切ってもらってください。」と言われ、授乳障害の原因を究明せず帰します。
「舌小帯が伸びる」というのは調査されているんでしょうか?
「ラ行」が言えないだけでなく、「カ行」「サ行」「タ行」も言えない子供もいます。
でもこれって3歳まで待たなければ分からないものでしょうか?
舌小帯が極端に短ければ話せないし、食べられないし、素人でも分かる。
逆に舌小帯を切らなくていいというエビデンスは何でしょう?
そして授乳障害の原因はなぜ究明してあげないのでしょう?
舌小帯切除のエビデンスは保険診療ででき、厚生労働省が認めています。
この小児科医のにブログにコメントで、「どうして小児科学会は舌小帯切除を禁止しているのですか?」と問い合わせても。「学会で決まったこと。」と言う返事だけ。
そして舌小帯短縮症と舌癒着症の区別もつかず混同していました。
これだけ小児科医はいい加減なんです。
舌小帯切除の場合は殆ど痺れはありません。
あるとすれば、局所麻酔後の痺れです。
しかし、舌小帯が舌先まで入り込んでいる場合は舌小帯を撤去するので、多少痺れは残ります。
また、舌癒着症の手術はレーザーでオトガイ舌筋をかなり切断するため痺れはかなり残ります。
舌癒着症の手術の後遺症はかなり深刻です。
何度も言いますが、舌小帯が短い手術は舌小帯短縮症。
舌癒着症なんて病気は存在しません。
今月は、大阪、三重、愛知と遠方からいらっしゃっていただきます。
当然、交通費がかかりますが、医療費控除になります。
私のホームページやブログで日本で舌小帯切除はウチしかやっていないのを分かっていただいて感謝します。
東京の小児科医の先生からも「舌小帯の専門医」ということで患者さんの紹介もありました。
みなさんの近くの口腔外科、小児科では舌小帯を切ったことがないため、安易にレーザーで切れば大丈夫と勘違いしています。
ですから、舌小帯切除が保険診療で、舌小帯切離伸展術という手術もできないのです。
何症例もレーザー切断で癒着している舌小帯を診ているから、レーザーで切断するのは止めてと警鐘を鳴らしていますが、誰も耳を傾ける歯医者、医者はいません。
知らないからです。
大事なお子さんを「誤嚥」で失いたくないのです。
また、「嚥下障害」なのに親が虐待する場合もあります。
舌小帯が短いと、「乳幼児突然死症候群」で亡くなることもあります。
「構音障害」でいじめに合うこともあります。
残念ながら、舌小帯はマスコミには載りません。(小児科学会が禁止しているため)
「舌癒着症」なんてインチキな病気と「舌小帯短縮症」の区別のできない歯医者、医者、みなさんが多いのですが、何とか被害者がこれ以上でないように努力してまいります。
以前、舌癒着症の手術をされて舌小帯が太く固くなった方の再手術を2度行いましたが、ダメでした。
固さが半端ではありません。
ハサミを入れると「ジョリ、ジョリ」という音をたて、中々切れませんでした。
最初の再手術は固い舌小帯を撤去せずに行った為、残った固い舌小帯がまた癒着して全然改善されませんでした。
2度目では一部撤去しましたが、やはりまた固くなってダメでした。
癒着防止フィルムは使用しませんでした。
その後、来院されません。
このようなことになる前にレーザーでは絶対舌小帯を切らないことです。
何度も警告していますが、舌小帯をレーザーで切りっぱなしにすれば、瘢痕治癒するため余計に舌小帯は太く、固くなってしまいます。
これを舌強直症と言います。
保険診療では舌小帯短縮症は舌小帯形成術ですが、癒着した舌小帯の手術名は、
舌繁瘢痕性短縮矯正術になります。
2,560点ですので、25,600円の手術でみなさんは3割負担です。
但し、この手術は瘢痕化した固くなった舌小帯を撤去して縫合するため、何度も再発します。
撤去するため余計に吊れて固くなります。
最終的には、固い舌小帯を撤去後に癒着防止用シートを縫合することになります。
保険はききません。
今日、愛知県からいらっしゃった方で10月25日日曜日の舌小帯切除手術の予約は定員になりました。
次回は11月29日日曜日午前中です。
年内最後の舌小帯手術になります。
アメトークに出演していたロッチのコカドは、滑舌の手術で舌小帯を切って、カ行とサ行は言えるようになったが、ラ行が言えなくなったと言っていました。
結果2勝1敗。
これは舌小帯を切って、痛かったので舌が引っ込んでいるためです。
滑舌が悪いというのは、舌が下顎の前歯の裏側にくっついて話すのが原因です。
そのため滑舌棒を咥えて、舌を滑舌棒の後ろに置いて話せば滑舌は良くなります。
それと同じで舌小帯を切って痛みがあったため余計舌が喉の奥に引っ込んでちょうど滑舌棒と同じ働きになったものです。
コカドの手術はレーザーでなくメスで切って縫合していました。
ラ行は舌が上あごの口蓋に付いて発音するため、舌が引っ込んでいると付かないので発音できません。(巻き舌)
ラ行を言えるようにするにはタン・スプリントしかありません。
ウズラの卵と形状が似ているアーモンドチョコレートが誤飲しやすいです。
特に明治とロッテ。
グリコは底が平らな形状なので多少大丈夫かもしれません。
昔のように四角で割って食べるタイプの方がいいかもしれません。
まさか食べる前に舌小帯が短くないか確認してくださいなんてできないから。
歯科医師会では「おしゃぶり」「ゆびしゃぶり」は禁止しています。
「おしゃぶり」「ゆびしゃぶり」で赤ちゃんが安易に落ち着く、出っ歯になるが主な理由です。
「おしゃぶり」に関してはフィンランドのように寒冷地では外気がマイナス20℃ぐらいになり、口呼吸ですと凍傷に口腔内がなります。
そのため鼻呼吸をさせるために「おしゃぶり」をさせています。
フィンランドの人の鼻は寒冷地仕様になっていて、「鷲鼻」で鼻の穴は細く狭いです。
冷たい空気を少しだけ鼻に取り込み、鼻の中で暖めて肺に送るようになっています。
逆に、日本人や東南アジアでは高温多湿のために鼻がだんご鼻で、鼻の穴は大きく、暑い空気をすぐに出せるような仕様になっています。
「おしゃぶり」「ゆびしゃぶり」を禁止したため口呼吸になり、口輪筋が弱くなって「ポカーン口」が増えています。
また口呼吸のために口腔内が陰圧になり、「高口蓋」が増えています。
口輪筋が弱くなっているために上顎前歯を抑えることができないため、上顎前突になっています。
更に、歯並びはV字歯列になります。
そして、下顎は舌小帯が短く、下顎の前歯を押し続けて、通常は下唇が押し戻すのですが口呼吸で口輪筋が弱いため反対咬合になります。
口呼吸は低体温症の原因にもなり、いいことは何も無いです。
赤ちゃんの時にしっかり「おしゃぶり」をさせていれば本来問題なかったはずです。
残念ながら「おしゃぶり」のエビデンスはありません。
私も調査した訳ではありません。
でもこれだけ子供の異常が出ていれば「おしゃぶり」を使用してもらった方がいいです。
「おしゃぶり」にも出っ歯にならないタイプもあります。
但し、「ゆびしゃぶり」はダメです。
小学校高学年まで続ける人がいるからです。
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