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本当の舌小帯を学びましょう(6)

今朝も生後2か月の赤ちゃんのお母さんから問い合わせがありました。

助産師に舌小帯が短いと指摘されて小児科にかかったところ、「らりるれろ が言えなくなってからの対応で良い」と言われたそうです。

なぜ小児科は舌小帯を切らないのかと言いますと、舌癒着症との確執があるからです。

それは昔、お相撲さんの赤ちゃんが突然亡くなりました。

当時はうつぶせ寝が流行っていて、赤ちゃんが自分が吐いた二酸化炭素を吸ってしまって窒息死したとされました。

しかし、舌癒着症のグループが乳幼児突然死症候群の海外の学会で、「日本では舌癒着症の手術をしているおかげで少ない。」と発表したため、小児学会は慌てて学会員と耳鼻咽喉のお医者さんに「舌癒着症の患者がいたかどうか」アンケートを取りました。

アンケートなので回収率も悪く、小児科学会は「舌癒着症は殆どいない。」よって舌小帯を切ることを禁止しました。

小児科学会は舌癒着症は舌小帯を切っているものと勘違いしていたようです。(実際は舌の裏側の筋肉を切っていました。)

そのため赤ちゃんは舌小帯が短い場合は、小児科では切ってもらえず、3歳ぐらいで構音障害がでたら全身麻酔で大きな病院で切ってもらうようにしました。

だからひだまりクリニックの先生のように小児科医はこのことを知らないので、舌癒着症と舌小帯短縮症を勘違いしているのです。

だから小児科では舌小帯は切りません。(一部小児外科医は切っているようです。)

これが小児科医が様子を見ましょうという理由です。

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