舌小帯切除は舌小帯切断進展術のみ有効
日本歯科医師会のホームページには舌小帯の手術は舌小帯切断進展術、Z縫合、V-Y縫合とありますが、一番舌小帯切除に向いているのは舌小帯切断進展術です。
Z縫合、V-Y縫合は形成外科で行われるもので、舌小帯はあまり不向きです。
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日本歯科医師会のホームページには舌小帯の手術は舌小帯切断進展術、Z縫合、V-Y縫合とありますが、一番舌小帯切除に向いているのは舌小帯切断進展術です。
Z縫合、V-Y縫合は形成外科で行われるもので、舌小帯はあまり不向きです。
一般的には、舌小帯に横切開を加え、舌小帯を切離して菱形となった切開創の舌下面と口腔底の部分を縫合する(舌小帯切断伸展術)ことによって舌運動制限を解除する方法があります。
V-Y形成術やZ形成術を行うことにより、舌の伸展をはかる方法もあります。
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index16.html
レーザー切開は手術ではありません。
こういう手術を知らない歯医者が安易に舌小帯を切ればいいものと思っています。
Youtubeでも悲惨なレーザー切開がアップされています。
みなさんの近くに舌小帯を形成術をやってくれるところはありません。
25年間、舌小帯切断進展術を行っているのは井出歯科医院だけです。
よく私のところが遠方なので近くで舌小帯切除を行っている病院を紹介してくださいという問い合わせがあります。
そういう場合は、「知りません。」とお返事します。
なぜなら、舌小帯形成術をどの医療機関も知らないからです。
ましてや、レーザーで切るなんていうのは言語道断。
Youtubeでは、女子高生の舌小帯をレーザーで全て周りを焼いて、撤去しているものもありました。
知らないのにも程がある。
医科は小児科学会が禁止しているので当然やったことがない。
中にはやはりレーザーで切る無謀な小児科医もいます。
舌小帯切除は簡単そうに見えてすごく神経を使います。
だから最近は赤ちゃんの場合は一日2人が限界です。
8年前まで赤ちゃんは行っていませんでしたから、一日12人行ったこともあります。
大切なお子さんの手術を経験の無い歯科医師、小児科医、耳鼻咽喉科医に任せて大丈夫ですか?
ハート舌の場合は舌先の舌小帯を撤去しなければなりません。
そういうことも知らないのです。
舌小帯のすぐ下にはオトガイ舌筋の薄い筋肉があります。
そこをレーザーで切断すると知覚麻痺と舌を挙上することができなくなります。
そういうことも熟知しているので、遠方でもみなさん私のところにいらっしゃいます。
私のブログを読んで、舌を何が何でも切りたがっていると勘違いしている人も多いです。
厚生労働省が認める、舌小帯が短い病気の治療で切っているだけです。
舌小帯は伸びたり、自然に切れたりしません。
昔は滑舌が悪い人はあまりいませんでした。
それは赤ちゃんの時に舌小帯を切らなくなったからです。
こんな単純なことなんです。
世の中、まだ舌小帯が短いと舌が短いの区別ができない人がいる。
もう少し、頑張って広めます。
舌癒着症の後遺症で載っている唯一のブログです。
手術まで決めて、キャンセルされた方です。
http://sibelius.blog.so-net.ne.jp/2009-09-30
http://sibelius.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05-1
参考にしてください。
舌小帯短縮症を舌癒着症と同じものと勘違いされている方が大勢います。
舌小帯が短い病気が舌小帯異常で舌小帯形成術が手術名の厚生労働省認めている保険診療です。
舌癒着症と言われているのは、舌小帯がの先っぽが下あごの前歯の裏側歯肉にくっついている様子を「癒着」と勘違いしているものです。
更に、舌癒着症は舌の筋肉(オトガイ舌筋)と下あごの筋肉が癒着して、舌が前方に移動して喉の奥の喉頭を前に引っ張っている喉頭偏位症というのが正式名称らしい。
この病気が90%以上日本人になっているらしいが、鑑別診断はありません。
確定診断は、舌小帯の分類。 支離滅裂です。
舌小帯が短いと舌が前に引っ張られているので、喉頭も前に引っ張られていると勘違いしている。
これはスマイルスリーパーといういびき治療器具を装着しているMRI画像です。
舌をおしゃぶりのようなスマイルスリーパーで引っ張ているところです。
舌癒着症はこの状態の事です。
舌を引っ張らないとならない状態です。
仰向けに寝てこのスマイルスリーパーを装着すると、舌が持ち挙げられ、気道が広がり、いびき、睡眠時無呼吸症にもなりません。
寧ろ、この状態が一番いいわけです。
それを舌癒着症は赤丸のところが舌の筋肉と下あごが癒着しているという話。
そして赤い線のところをレーザー切開する。
舌の筋肉は厚いので、ちょっと切ったぐらいでは舌は動きません。
舌癒着症はこういう変な理屈で舌を切ってきました。
当然厚生労働省が認めるわけありません。
海外でも舌小帯を切っているだけです。
舌癒着症は存在しません。舌癒着症は存在しません。
せっかく、舌癒着症を世の中に広めるチャンスなのに、舌癒着症のはなしはゼロ!
鼻の通りを良くする上唇小帯の手術(口腔前庭拡大術)も紹介しませんでした。
番組では、鼻の通りを良くするのは、「鼻のクリニック」を紹介していました。
舌癒着症の先生のHPを見ると、「舌癒着症」の詳しい紹介はなく、必ず電話で予約してから来院しなければならないようです。
舌癒着症の手術を行っている歯科医院では舌小帯の説明を載せているのに不思議です。
そしてドクターの経歴にも「舌癒着症」の学会に入っているのにそれも載せていません。
不思議です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000013-asahi-soci
屋根が腐っているとウソの説明をしてリフォームさせていた業者を消費者庁が業務停止命令。
あれ、似ている。
弁護士に相談すると最初、消費者センターを紹介されるらしいです。
この何回か、舌癒着症と舌小帯短縮症の違いを書いてきましたが、結局は舌癒着症は舌小帯は関係ないので、受診してはいけないということです。
舌小帯が短いという相談は「舌小帯短縮症」が専門なので、そちらに相談してください。
舌小帯の相談に舌癒着症に受診すると、「呼吸の問題」とされ、健全な舌の筋肉と鼻の舌の筋肉を切られてしまいます。
厚生労働省では舌癒着症という病気は存在しないため現在でも認められず、保険診療では当然できません。
舌癒着症は自費診療であるため、他の医療機関では後遺症の対処はできません。
ほとんど「呼吸に問題」がある人は赤ちゃんを含めていないからです。
前回、舌小帯短縮症と舌癒着症の切開の違いはないの続きの話です。
舌小帯短縮症は舌小帯が短い病気だから、保険診療で切除できるということでした。
では、舌癒着症というのは、舌と下あごが癒着して、喉頭が上前方に移動している病気だそうです。
唯一、鼻からファイバースコープを入れて喉頭を診るんですが、嚥下運動で動いているために喉頭が前方に移動しているのか確認できません。
この舌癒着症の舌と下あごが癒着している状態のレントゲン写真やMRIや内視鏡検査が無いので、癒着している証拠がないのです
そして手術は舌の真ん中を幅2cm、深さ2cmレーザーで切るだけ。
明らかに舌と下あごの癒着しているところでは無い。
健全な舌の筋肉を切っているのである。
もし仮に舌癒着症が存在するなら、その癒着の程度によって切る深さや部位が違うはずなのに一律2cmはおかしい。
そして舌癒着症は喉頭偏位症とも言うらしいが、つんくさんの喉頭がんのように喉頭は声帯の部分が主なところで、舌は全然関係ないのである。
舌が前方に移動しているなら、喉頭では無くそれは咽頭である。
そして舌を深さ2cmばかり切っても舌の筋肉は塊になっているので、移動しない。
このことから舌癒着症、喉頭偏位症は存在しないのである。
上唇小帯形成術では上唇小帯を歯肉の付着部位で切開して縫合をするのに対して、口腔前庭拡大術はもっと上の口輪筋が付着している部位をレーザー切開するだけです。
縫合しません。
傷口が開いたままのことを口腔前庭拡大術というのであれば、それは無理。
上唇小帯形成術を縫合しない中途半端なものと考えられる。
だから口腔前庭拡大術なるものは存在しない。
口輪筋を切るため鼻の変形と唇を閉じることができなくなります。
舌小帯短縮症と舌癒着症は別のものと記事を書いてきましたが、手術を比較してみたらほとんど切開は同じです。
舌小帯短縮症は舌小帯だけ切開、舌癒着症はその下の筋肉までレーザー切開しています。
そう単に深さだけです。
舌癒着症が唱える頤舌筋と下顎骨の癒着部位の剥離手術ではありません。
本当に深さだけです。
舌癒着症の分類に西。伊藤の分類を使っているように舌小帯短縮症なんです。
だから、喉頭は上前方に偏位しているレントゲン、MRIが無いんです。
舌癒着症ではなく、舌小帯短縮症で保険診療ができるのです。
①舌小帯異常の手術(舌小帯形成術)
局所麻酔して青線の部分をハサミで切る。
すると傷口は菱形に広がり、縫合する。
②上唇小帯異常(上唇小帯形成術)
縫合と撤去。
局所麻酔して前歯の上の上唇小帯はハサミで切る。
正中離開(すきっぱ)の間の上唇小帯は撤去。
上唇小帯切除の適応年齢は6歳で、上顎の永久歯の前歯が生えて、正中離開(すきっぱ)の時だけ切ります。
すきっぱになっていなければ切りません。
舌小帯異常、上唇小帯異常は厚生労働省が認める保険診療の手術です。
(1)舌癒着症は舌の筋肉(オトガイ舌筋)と下顎骨が癒着したもの。
そのため舌下部に①の切開線になるはずです。注)イメージです。
しかし、実際の切開線は②です。注)イメージです。
注)イメージです。
本来はオトガイ舌筋と下顎骨の癒着を切るため、この舌下部の黒い線②が舌癒着症の手術の切開線です。
しかし、この切開線では行わず、①の舌小帯の真ん中をレーザーで深さ2cm切開します。
縫合しません。
(2)最初は上唇小帯切除と説明しておいて、実は口腔前庭拡大術という切開を行います。
この赤い線全てレーザーで切開しているようです。注)イメージです。
縫合していません。
あくまでも傷口から切開線は推測しています。
これは舌小帯癒着症の手術と口腔前庭拡大術は必ずセットでやらなければならないようです。
この大きい切開をすると、切開線の下には口輪筋と言って唇を動かす筋肉があります。
レーザーで切除するため口を閉じることができなくなります。
みなさんが比べて見ても、両方とも舌小帯と上唇小帯を切る手術とあまり変わりがないように思えます。
しかし、切っている場所と目的が微妙に違います。
そのため後遺症がでます。
素人目では代わり映えしませんが、舌癒着症、口腔前庭拡大術と言っているので、自費診療です。
レーザーでやろうが、ハサミでやろうが本来は舌小帯形成術になります。
保険診療です。(よくレーザーだから自費診療と言う医師、歯科医師がいますが、保険診療です。)
舌小帯、上唇小帯が短い場合は舌小帯切除、上唇小帯切除は保険診療。
舌癒着症は呼吸が楽になるためにオトガイ舌筋を切り、鼻の通りを良くするため(鼻の穴を大きくする)に口腔前庭拡大術は口輪筋を切る自費診療と言うことのようです。
オトガイ舌筋や口輪筋は病的組織ではなく、健全な筋肉です。
赤ちゃんの授乳障害や幼児の構音障害では舌癒着症の病院では舌小帯は切らないのでご注意ください。
舌癒着症の病院は舌とありますが、耳鼻咽喉科で呼吸の病院です。
お間違えなく。
舌小帯異常・上唇小帯異常と舌癒着症・口腔前庭拡大術の微妙な違いはお分かりいただけたでしょうか?
しかし、舌小帯短縮症と舌癒着症を今回比較しましたが、舌癒着症の手術は舌小帯形成術と切開部分はほとんど変わりなく、筋肉までレーザーを入れているだけで癒着はほとんど取り除けていません。
単なる切開の深さの違いであり、舌癒着症の手術ではなく、舌小帯形成術の保険診療である。
そして、セットで行われる鼻の呼吸を良くする口腔前庭拡大術も上唇小帯切除の上唇小帯形成術の切開位置が小帯部でなく、小帯付着部で口輪筋の付着部位をレーザーで切るもので、何も口腔前庭を広げていない。
よって、口腔前庭拡大術も上唇小帯形成術であり、レーザーで切りっぱなしのもので、保険診療である。
舌癒着症は舌小帯短であり、舌癒着症の説明会で、舌癒着症の歴史は舌小帯短縮症の歴史を説明しています。縮症の誤りで、喉頭も上前方に偏位はしていないということになる。
実際、舌癒着症の分類は舌小帯の分類である。
舌癒着症は存在せず、舌小帯異常であり、口腔前庭拡大術も上唇小帯異常という病気で存在しません。
上唇小帯異常は適応年齢は6歳で、正中離開(すきっぱ)でなければ手術する必要がありません。
舌小帯短縮症は「舌小帯が短い病気」です。
厚生労働省で認められている保険診療です。
片や、舌癒着症は厚生労働省が10年以上認められていない病気です。
病態の写真、レントゲン写真、MRI、組織標本、臨床検査がほとんど無く、舌と下顎骨が癒着している内視鏡画像も無い。
手術はレーザー切開のみ。
傷口を術後スプーンで擦り、癒着しないようにしているらしい。
一番信憑性のないのは、検診で90%以上の子供が舌癒着症になっているという話をお母さんは信じてしまうことだ。
普通は内視鏡で舌と下顎骨の間にカメラを挿入しないと癒着部位は分からない。
検診で分かるのは「舌小帯短縮症」だけである。
ということは舌癒着症は存在しません。
保険診療で癒着している腸管を腹腔鏡を使って癒着部位を剥離する手術。
K714-2 腹腔鏡下腸管癒着剥離術
20,650点
腹腔鏡を使って癒着部位を特定して剥離する手術は厚生労働省も認めています。
しかし、舌癒着症はオトガイ舌筋と下顎骨が癒着しているらしいですが、これは癒着ではなく、オトガイ舌筋が正常に下顎骨を起始部にしているだけの話。
癒着ではない。
もしこれを癒着とすると、体中の骨と筋肉は癒着しているということになる。
昨日の説明が分かりづらかったと思いますので、
癒着について
舌癒着症はオトガイ舌筋と下顎骨が癒着している
癒着というのは、炎症などで本来離れているべき組織同士が臓器、組織面がくっついてしまうこと。
手術などで傷ついた正常な組織同士を縫合すると、その組織はくっついて自然に治癒(創傷治癒)する。
しかし、治癒の過程で本来は離れている組織同士がくっつくことがあり、一般にはこれを「術後癒着」と呼ぶ。
レーザーは縫合をしないため、癒着をします。
つまり、炎症や手術をしなければ「癒着」は起こりません。
先天性の癒着はありません。
癒着といえば、癒着胎盤が有名です。
癒着胎盤・・・病理組織による分類があり、楔入胎盤・陥入胎盤・穿通胎盤の3種類。
分娩前に診断することは不可能で、分娩後の胎盤の付着組織の検査で分かる。
確定診断は摘出した子宮もしくは胎盤の病理的検討のみにより可能。
癒着した胎盤を用手的に剥離する際に大出血を来たし、それに続発する出血性ショックや 播主性血管内凝固症候群より、母体死亡の原因となる。
では耳鼻咽喉科、小児科では認められていない舌癒着症はどうでしょう?
舌癒着症・・・オトガイ舌筋と下顎骨が癒着しているので、本来は癒着部位のオトガイ舌筋と下顎骨の剥離手術のはず。
しかし、舌癒着症の術式は、オトガイ舌筋だけレーザーで切っていて、これでは縫合はしていない。
これではオトガイ舌筋の筋肉同士が癒着してしまう。
そして癒着部位には痛みなどの自覚症状が無い。
癒着しているのかどうか下顎の口腔底に内視鏡をオトガイ舌筋と下顎骨の癒着しているといる部位に挿入して、確定診断しなければならないのに、視診でしかも舌小帯の分類で舌癒着症を分類しているようだが、癒着の病態では無い。
更に癒着していると言われるオトガイ舌筋と下顎骨の病理組織が無いので癒着の分類が無い。
レントゲン、MRI画像もないようです。
舌を診て分かるのは舌小帯短縮症だけです。
以上の事から、舌癒着症のオトガイ舌筋と下顎骨の癒着は存在しない。
これはスマイルスリーパー(Aveo TSD)といういびき治療器具です。
いびきというのは、寝ている時に舌が沈下して、気道を塞いだり、細くしてしまうために空気の流れが速くなり、その周りの粘膜や口蓋垂(のどちんこ)が震えて音が出るものです。
それを寝ている時におしゃぶりのようにスマイルスリーパーに舌を入れると、陰圧で舌を前に引っ張ってくれます。
そのため気道は広くなり、いびきはかきません。
そしてこの状態が舌癒着症(喉頭上前方偏位症)の状態なんです。
舌癒着症ではこの状態が悪いとされ、9割の日本人がこの状態であるとも言っている。
9割の日本人はスマイルスリーパーは装着していません。
でも、この状態はいびきや睡眠時無呼吸症にならないベストの位置です。
この状態であるなら呼吸障害はないので、呼吸の問題である舌癒着症(喉頭上前方偏位症)は存在しません。
これはスマイルスリーパーを装着しないで、いびきや睡眠時無呼吸症になっているMRIがぞうです。
これを舌癒着症の手術でオトガイ舌筋を切ればこの状態になるということです。
しかし、実際はスマイルスリーパーを装着しなければこの下の図になる訳なので、舌癒着症の手術をする必要はないはずです。
本来はこの気道が塞がった状態でいびきがひどいので、舌を上前方に引っ張るスマイルスリーパーの効果を証明するMRI画像です。
舌癒着症(喉頭上前方偏位症)にはMRI画像がないので、みなさんピンとこないと思いますが、舌癒着症は存在しないことが分かると思います。
整理すると、舌癒着症(喉頭上前方偏位症)はちょうどスマイルスリーパーを装着した状態と同じである。
この状態が悪いので、オトガイ舌筋を切るらしい。
でもこの状態はスマイルスリーパーという装置を付けた状態で、
2013年12月3日、ガンバ大阪の宇佐美選手が鼻孔を広げてより酸素を取り入れやすくするため 手術を行うため。「左右で空気を吸える量が違っていたので、それを直すと体力の向上につながるから」(宇佐美)。 チームドクターのアドバイスもあって、このタイミングでの手術を決断したという。幼稚園時代の外傷で左の鼻の通りが悪くなっているといい、 「通りをよくすることで心肺機能を上げることができる」と説明した。
その後の宇佐美選手の活躍はスゴイ。
ちゃんと空気を吸える量の検査をして行っているようです。
口腔前庭拡大術なんてどこも認められていない、ただ上顎犬歯間の歯肉と粘膜の移行部を切開しただけのものとは大違い。
ニセものです。
舌癒着症と口腔前庭拡大術はセットでやるそうですが、エビデンスと言うより医者なら何の効果も無いことぐらいわからないのかな?
耳鼻咽喉科の医者が言うから仕方なく信じているだけで、医者と関係ない人が言えばだれも信じません。
舌癒着症は喉頭偏位症が正式名だそうです。
それならば、患者さんの喉頭の本来の位置を調べなければなりません。
喉頭の上前方偏位らしいので、本来の喉頭から角度は何度、何mm、何cm前方に移動しているのか検査をしないと分かりません。
歯科の矯正ではセファロというレントゲン撮影があって、矯正によって歯の生えている角度、何mm移動するのかトレースして分析する方法があります。
舌癒着症の場合はどうやらファイバースコープを鼻から入れて喉頭を動画撮影するようです。
ファイバースコープでは頭を固定していないため、ファイバースコープの挿入角度が一定せず、嚥下運動をしている動画では静止画像はどんなショットも撮れるので、検査できません。
そもそもファイバースコープはポリープや傷を診ることはできるが、距離は測れない。
レントゲン撮影、CT、MRI撮影もなしで喉頭が上前方に偏位していることを証明することは不可能である。
癒着 http://www.kaken.co.jp/mamechishiki/yuchaku/yuchaku_original/p1/index.html
癒着とは、手術によって傷ついた正常な組織同士を縫って閉じると、その組織はくっついて自然に治っていきます。これを「創傷治癒(そうしょうちゆ)」といい「癒着」の1つです。しかし、治っていく過程で本当はくっついて欲しくない組織同士がくっつくことがあり、一般にはこれを「癒着」と呼んでいます。
先天性ではありません。
舌癒着症はオトガイ舌筋と下顎骨が癒着していると言われています。
これは癒着ではなく、正常な筋肉の付着です。
見ての通り癒着ではなく付着です。
舌癒着症がいう癒着は誰も診たことがありません。
舌小帯短縮症は舌小帯が短い病気です。
鑑別診断は舌小帯の長さで視診です。
哺乳障害、構音障害、嚥下障害、摂食障害があるとかないとかは関係ありません。
舌小帯が短い病気です。
保険診療で出来る手術です。
このYahooやGoogleの検索でも「舌小帯短縮症」と「舌癒着症」が同じ病気とほとんど勘違いしている人がいます。
舌癒着症は舌の筋肉(オトガイ舌筋)が下あごと癒着しているため、喉の奥の喉頭が上前方に偏位している病気で、正式名は「喉頭偏位症」だそうです。
だから舌小帯短縮症とはまったく異なるものです。
舌癒着症は伊藤、西の分類されるようです。(舌癒着症の分類となっていますが、明らかに舌小帯の分類)
では舌の筋肉と下あごが癒着している部位の特定をする内視鏡検査、CTやMRI画像などないようです。
どうやら鼻からファイバースコープを入れて喉頭の画像を見るようですが、動画のため鑑別診断できないし、喉頭が前方にどれだけ移動しているのかスケールもありません。
このファイバースコープはただ喉頭を診るだけで鑑別診断できないし、当然癒着している場所も分からりません。
舌癒着症の手術は舌小帯は切りません。(料金表にはあるようです。)
それで舌癒着症の手術は、舌の裏側の筋肉を深さ2cmぐらいレーザーで切るようです。
通常、癒着部分を剥離しないとなりませんが、切開だけの様です。
癒着している部位の特定をせずに、レントゲン動画を見ないし、ファイバースコープを鼻から挿入しないで切ります。(心臓のカテーテル手術ではレントゲン動画で確認しながら挿入していきます。)
とにかく、呼吸が楽になっただろうしか医師は言わないようです。
呼吸が楽になった検査ってあるんでしょうか?
パルスオキシメーターは睡眠時無呼吸症の簡易検査ですが、呼吸が楽になったという感覚的なものは測定できません。
更に鼻の通りを良くするために、鼻の穴を大きくするようですが、直接鼻の穴を手術しないで、上唇の裏側の歯肉をレーザーで6cm切開して口輪筋と鼻の下を下げる筋肉を切断してしまう方法(口腔前庭拡大術)を舌癒着症の手術とセットで行うようです。
そしてこの手術は強制したものでなく、患者さんの自由意志で行うものだそうです。
レーシックの手術と同じです。
赤ちゃんは親に決めさせているようです。
舌小帯短縮症は舌小帯を切り、舌癒着症は筋肉を切る違いらしい。
よく舌小帯の相談で、「母乳はしっかり飲めているんですが、舌がハート型になります。切った方がいいでしょうか?」という質問があります。
舌小帯は短ければ舌が動かないので、哺乳障害、構音障害、嚥下障害、摂食障害が出る可能性は大きいです。
これらのものを予防するために舌小帯は切るのでは保険診療ではできません。
舌小帯が短いという病気、「舌小帯異常」という病名は厚生労働省で認められています。
だから、保険診療で「頬・口唇・舌小帯形成術」というJ-027という手術名で行えます。
予防は保険診療ではできません。
「むし歯がありますが、痛みが無いので治療しなくてもいいですか?」と同じレベルです。
舌小帯は長さで切るか切らないか判断します。
ですから「視診」です。
だから遠隔地の方でも、写真を添付したメールで診断ができます。
むし歯は歯科検診の「視診」が主で「触診」は偶にです。
舌小帯も歯科検診の「視診」で分かるのですが、診査項目に入っていないため見過ごされます。
そして昔、小児科で舌小帯短縮症の出現頻度が1%未満といういい加減な調査を信じているために現在でもチェックされません。
舌小帯の存在を否定的な人が調査したものと思われる。
そのため言語聴覚士も構音障害治療に舌小帯切除を生徒に勧めません。
先週、来られた赤ちゃんは舌小帯が短くなかったので「問題なし。」ということで帰っていただきました。
いつもは舌小帯の問い合わせがあると、写真付きメールを送っていただくのですが、ご自宅がウチに近かったので、実際に来ていただきました。
遠隔地の方は、写真付きメールを送っていただき、それを診て舌小帯切除をお勧めします。
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