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赤ちゃんの舌小帯切除後の予後

赤ちゃんの舌小帯切除後、最初は麻酔が切れて痛みがあるため母乳やミルクを飲めないお子さんもいますし、すぐに飲めちゃう赤ちゃんもいますので様々です。

飲めない場合は舌小帯切除後の次の日の午前中くらいまで飲めません。

しかし、だんだん飲む量が増えていきますので安心してください。

3日目も飲めないようでしたら、小児科で補液していただくしかありませんが、大体は2日目で飲めます。

スポイト、哺乳瓶、スプーンと色々試してください。

舌小帯を切除すれば今までの舌の使い方と違いますので上手く飲めません。

生後1か月ぐらいで舌小帯切除すると何とか吸啜反射が出てきます。

舌小帯切除で構音障害治る

昨日、舌小帯切除した小学生のお子さんで、今消毒にいらっしゃったんですが、構音障害が治っています。

ことばの教室に通っているんですが、これならもう行かなくても大丈夫です。

因みにタ行とラ行が言えなかったようですが、しっかり発音しています。

珍しいケースです。

歯並びが悪いのはスルメを食べないからはウソ!

よく歯並びが悪くなったのは固い物を食べなくなったからと言われます。

昔は、そんなにスルメばかり食べていた訳ではありません。

魚を食べると骨まで食べていたわけではありません。

実はこれはウソで、本当は舌と唇のバランスが悪いためです。

現に舌小帯が短く、舌癖で下顎前歯を押し続けていれば反対咬合(受け口)になります。

また反対咬合にならなくても、空隙歯列弓といって、1本1本の歯と歯の間に隙間が空いている子供さんもいます。

赤ちゃんの時におしゃぶりをしなかったために口呼吸になっているのも原因です。

お子さんの歯並びを良くしたければ、舌小帯、口呼吸、むし歯の母子感染を阻止すれば大丈夫です。

最終的に歯ぎしりが原因の歯周病にもなりません。

お医者さんのお子さんの舌小帯切除

小児科で禁止されて舌小帯切除。

でも産婦人科、外科、心療内科、先端医療のお医者さんのお子さんの舌小帯切除を以前やらせていただきました。

みなさんお子さんの舌小帯切除を見学されていき、「親父の時代には切っていたなあ。」と産婦人科の先生はおっしゃっていました。

外科の先生は「結構簡単そうに見えるけど、難しいんでしょ?」とおっしゃっていきました。

私のはとこも神奈川で小児科医をやっていますが、「小児科学会では舌小帯は切るのを禁止している。」と生意気に言っていました。

「じゃあ、どうして禁止なの?」と聞くと答えられません。

舌小帯切除に関しては小児科医はこの程度です。

この写真の舌の下の細いスジ診て「様子をみましょう。」というのが小児科医です。

舌癖

滑舌が悪い原因は舌小帯短縮症とネットで知られるようになりましたが、しかし舌小帯を切っただけでは滑舌は良くなりません。

舌の癖のせいです。

そもそも滑舌が悪い理由は舌小帯短縮症もありますが、舌がいつも下顎前歯裏側にピタッとくっついて話すからです。

この癖を取るには滑舌棒しかありません。

これを発明した福澤朗アナウンサーは天才です。

でも滑舌棒がないので滑舌割り箸でウチは代用しています。

唯一、舌小帯切除だけで治るのは赤ちゃんの時に舌小帯を切ることです。

赤ちゃんの舌小帯は柔らかく、弾力性に富んでいます。

ハサミをいれるとピーッと下まで切れてしまいます。

後は縫ってあげるだけです。

これから起こるであろうアレルギー、アトピー、構音障害、摂食障害、睡眠時無呼吸症になりません。

国民医療費を下げるには舌小帯切除ですね。

構音障害治療2

今日弟さんと一緒にいらっしゃったお子さんが、カ行・サ行・ラ行の構音障害でした。

舌小帯は異常ありません。

それで滑舌割り箸の練習をお教えしました。

それとフーセンガムの練習を指導しました。

また来月来てくれると思いますので楽しみです。

構音障害は3歳前のことばが確立する前がいいです。

親御さんが気づいたときでは遅いです。

リハビリに1年かかる場合もあります。

一番いいのは赤ちゃんの時に舌小帯切除ですね。

舌の咬傷や切除時に噛まれなくていいからです。

舌小帯切除終了

舌小帯切除終了しましたが、切除後も泣いているお子さんがいましたので、痛み止めのドライシロップを飲んでいただくようにお願いしました。

明日、消毒にいらっしゃいますので確認します。

今日は上顎正中部埋伏化状歯が2本あるお子さんも抜歯しまして、大変でした。

次回は11月30日日曜日ですが、反対咬合のお子さん4人と遠方の方が1人、それと赤ちゃんがいらっしゃるので予約はもう一杯です。

緊急性のある赤ちゃん以外は申し訳ありませんが、来年1月になります。

舌小帯切除の術前・術後

Cimg2503術前

Cimg2513術後

これが本当の舌小帯切除の術前・術後です。

1週間もすれば綺麗に治ります。

当然、オトガイ舌筋は切る必要はありません。

オトガイ舌筋を切ったら舌を挙上することができなくなります。

傷口が癒着しないように、しっかり縫合しています。

本来、喉頭や呼吸は舌小帯には全然関係ありません。

舌小帯短縮症なんですが、病名は舌小帯異常です。

元々、昔から行われている舌小帯の手術はこれだけです。

舌癒着症と言う病名はありませんので、お間違えないように。

舌小帯切除のヒヤリハット

25年舌小帯切除を行っていて、ヒヤリハットは3例ありました。

3例とも縫合の際に唾液腺付近を縫合したため、舌下部が唾液で膨らんだものです。

その場合、すぐ来院していただき、一番下の縫合糸を切ります。

それで大丈夫です。

一番下の部位の縫合は細心の注意が必要です。

その他に縫合した糸が外れて、その部分が癒着することです。

その場合も再手術しますが、癒着はまた新たに癒着することもあります。

レーザーによる癒着は舌小帯全体が固くなってハサミも入らない場合もあります。

この場合は舌小帯を摘出して人工粘膜を付けます。

癒着と言うのは手術したり、炎症を起こした部位が結合組織に変わり、固くなってしまうことです。

鼻中隔矯正術

ガンバ大阪の宇佐美選手は、幼稚園時代の外傷で左の鼻の通りが悪くなっているといい、
「通りをよくすることで心肺機能を上げることができる」と説明した。

こういう記事がありました。

手術前にこういう選択肢も説明しなくていけませんね。

というか、舌癒着症で来院したはずですよね。

鼻の通りを良くするのに鼻中隔矯正術があるのに、なぜ安全性が確認されていない口腔前庭拡大術(こんな手術はありません)なんて訳も分からない切開をするんでしょうか?

医療には切りっぱなしはあり得ません。

私も脊柱管狭窄症の手術をしましたが、ホッチキスで切開部は止められました。

決して開放創はあり得ません。



 

蓄膿症の手術

蓄膿症の手術は上顎犬歯の根元の歯肉が唇の粘膜に変わる齦頬移行部を親指が入るくらい長さにメスで切開します。

そして上顎骨がでたら、そこを破骨鉗子で上顎骨の一部を取ると、上顎洞(副鼻腔)の前部が露出されて排膿します。

但し、齦頬移行部の粘膜を切開しているためそこに付着している口輪筋を同時に切開してしまいます。

この手術は、術後に熱を出すことが多く、上顎洞手術は上唇が感覚麻痺、前頭洞手術は顔面が腫れあがるなどの後遺症が残る可能性があります。

たった3cm切っただけで上唇の感覚麻痺がでます。

現在は内視鏡を使って手術します。

舌癒着症の手術はおっぱいが飲めるとか飲めないという問題でなく、呼吸の問題とすり替えて、舌のオトガイ舌筋だけでなく、上唇小帯切除(口腔前庭拡大術)と称した左右の上顎犬歯の根元の粘膜をレーザーで約6cm切開して開放創にしてしまいます。

縫わないんです。

当然口輪筋を切るため口がアヒル口になります。

そして鼻の穴が上を向いて大きくなります。

舌癒着症の分類?舌小帯の分類?

Img070aa

どうもこの舌小帯の分類を舌癒着症では使用されている可能性があります。

よく、[3-3]というようにです。

左の伊藤の分類と西の分類かな?

そもそもオトガイ舌筋が下顎骨に癒着しているかどうかはCTかMRIを使わないと分かりません。

視診だけでどうしてわかるのでしょう?

普通なら癒着している下顎骨の部分を切除するのに何故か舌の裏の真ん中。

学会誌にも舌の先(舌尖部)の長さを参考に舌・喉頭矯正術をすれば満足な結果になるらしい。

おいおい癒着では無いのかい。

これって舌小帯の事ですね。

上唇小帯切除

Dsc02497


上唇小帯切除の時期は永久歯の上顎前歯が生えてくる6歳ぐらいです。

適応症例は上唇小帯が口蓋まで伸びていると、正中離開(隙っ歯)になる場合のみです。

術式は上唇小帯と口蓋に延びている小帯をハサミで分離。

歯肉側の小帯は縫合、口蓋に延びている小帯は撤去が基本です。

絶対、呼吸は関係ありません。

上唇小帯切除後、唇を閉じる訓練をするだけで正中離開は矯正をしなくても完治します。

舌小帯切除された赤ちゃんのお母さんの感想

舌小帯短縮症で検索されてメール相談後、舌小帯切除をしました。

保険診療で、舌小帯切除のみです。

赤ちゃんは喉頭がまだできていませんので、鼻で呼吸しながら母乳やミルクが飲めます。

ですからこの時期には喉頭偏位なんてあり得ません。

赤ちゃんでもハサミで切開後、癒着防止に溶ける糸で3糸程縫合します。(抜糸はしません)

開放創は瘡蓋になり、癒着してしまいます。

ですからレーザーで切ってはいけないんです。

舌小帯だけ切除しますのでリスクが非常に小さいです。

哺乳障害で受診したはずなのに呼吸の問題とすり替えて鼻の変形をさせる手術は殆ど必要ありません。

ピンポイントに舌小帯のみです。

これが昔、産婆さんが赤ちゃんを取り上げた時に舌小帯をハサミで切っていたのと同じものです。

世界中で行われている舌小帯切除は私と殆ど同じ手術です。

レーザーで切ることは殆どしません。

韓国映画「もし、あなたなら~6つの視点~」をご覧になってください。

歯科医院で、舌に麻酔して、舌に糸を通し、アシスタントが舌を持ち上げ、歯医者がメスで切り、その後縫合します。

韓国では舌小帯のみで呼吸が悪いとかそんなことは一切言いません。

患者さんのメールです。

こんばんは、井出先生。
 
遅くなりましたが、感想を書かせていただきます。

まず一言で言うと、とにかく手術してよかったです。
 
当日は、すごく泣くだろうと予想はしていたものの、実際に泣くのを見るとかわいそうでしたし、帰りの道中も帰ってからも、やはり泣きましたので、その姿は見ててつらかったですけど、その後よかったと思うことがいろいろ出てきました。

思いつくままに、いくつかその点をあげさせていただきます。

まずはストローでジュースを飲むのが上手になりました。
 
今までは、飲んでストローを口から放すとき、必ずたくさん口からこぼしていました。
 
なので、こぼれることを想定して、毎回ティッシュで受けながら飲ませていたのですが、全くこぼさなくなりました。
 
そして、離乳食の食べ方も上手になりました。
 
まだ歯がないのですが、しっかり口をもぐもぐさせるようになったように見受けられます。
 
ご飯の時に、よく喉をつまらせるようにむせることがあったのですが、それがかなり減りました。
 
食べやすくなったのか、ご飯を次から次と口へ運ばないと怒られるようになりました(笑)

あと、これは気のせいかな?
 
よく鼻をズルズルいわせてたのがなくなったような気がします。

そして以前は、よく舌を変にねじったようにしてましたが、それもしなくなったように思います。

今はまだ糸があるせいか、まだ舌をペロっと出してはいませんが、そのうち出すかな~と期待しています。
 
10ヵ月で手術しましたが、それでももっと早くにしてやりたかったなぁと思います。
 
せめて離乳食を始める前でも。。。
 
やはり離乳食の段階が進むにつれてどんどん舌を動かし始めるので、舌小帯の影響で少しは変な癖がついてしまったのかなとも思います。

ま、でも今にそんなことを言っても仕方ないので、
 
1歳までにはできてよかったなぁと、満足しています。

世間では、切らない方向の話ばかりのようで、実際私もそういう話ばっかり聞かされましたし、いろいろな意見や考えがあるかとは思いますが、もし、自分の身近に舌小帯の短い方がいて相談されたら、私は間違いなく切ることをお勧めします。

特に赤ちゃんには!

切って、それでも構音障害が出たら、「切ったけどあかんかったね~」と言えますが、切らなかったら、早く切らなかったからだ。。。と後悔し続けると思ったので、そういう点でも切ってよかったと思います。

長々とまとまりのない文で申し訳ありませんが、こんな感想文で少しでもお役に立てたらと思います。

ところで先生、なにか舌を動かしたり、出させる練習ってした方がいいのですか?
 
まだ11ヵ月の乳児ですので、できることに限界はあるとは思うのですが、
 
私が舌をペロッと出して見せたりしてます。
 
マネするかな~?と思って。

では、また今月末か来月初めにでも伺いますので、
 
予定が立ったら予約させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

どうです、どこかの医師会が禁止している手術後の感想と似ていませんか?

というか、舌小帯だけで本来はいいという証拠です。

構音障害の治療

先月、舌小帯切除されたお子さんで、カ行とラ行がうまく発音できませんでした。

今日は、タン・スプリントと滑舌割り箸で単音の「カ」は言えるようになっていました。

舌先に少し先割れが残っていますが、癒着はありません。

後は舌を上に挙げる訓練が必要です。

来月は発音練習CDをお渡しする予定です。

癒着の本来の意味

出産の際の帝王切開で癒着が問題になります。

本当の癒着はこういうものです。

http://www.kaken.co.jp/mamechishiki/yuchaku/fujin02.html

最初から何もしなくて癒着は起こりません。

癒着が起こるのでしたらちゃんと溶ける糸で縫合しなければなりません。

舌癒着症のようにレーザー切開して開放創にすること自体新たな癒着を生みます。

レーザーで切開している部分はオトガイ舌筋の筋肉の真ん中部分。

舌癒着症によれば、下顎骨にオトガイ舌筋が前方に付いている癒着のはず。

癒着しているところは切らないってどういうことかな。

帝王切開の癒着で開放創にしているなんて聞いたことありません。

舌癒着症手術承諾書に「顔の変形の可能性あり」でキャンセル

最近、舌癒着症の手術を受ける寸前でキャンセルされ、私のところに相談してくる方がいます。

お話を聞くと、手術承諾書の一文に『顔の変形がある可能性がある』という文章に怖くなってキャンセルしたそうです。

誰が考えたって、舌の手術するのになぜ顔の変形があるのでしょうか?

今年2月にも東京の男性の方で、「舌癒着症の手術を受けて鼻が変形したんだけど、お宅で治せる?」というお電話を頂きました。

残念ながらレーザーで焼き切っているので不可能と言うお返事を差し上げました。

こういう患者さんを舌癒着症を手術された方はどう思われているんでしょうか?

形成外科もこの先生はできるのでしょうか?

本来、医師なら顔の変形が無いように予防するなり、細心の注意をしなければなりません。

治すことができないならやってはいけない手術です。

恐らく、顔の変形のクレームが多いため、手術承諾書に「顔の変形の可能性」の一文が増えたことで、これによってキャンセルはこれからも増えるかもしれませんね。

生後3か月の赤ちゃん舌小帯異常なし

今日来られた患者さんの生後3か月の赤ちゃんですが、舌小帯に何も問題ありませんでした。

妊娠中に私の行っている舌小帯切除を説明していたんですが、赤ちゃんがどうなのか分からなかったようで、お母さんの診療のついでに拝見しました。

舌癒着症と違い、舌小帯が短くなければ何もしません。

むし歯の母子感染とおしゃぶりを良くするように説明して帰っていただきました。

来院された方を全て手術に持って行くことはありません。

いったん手術して大事な筋肉を切ってしまうと、どんなに訓練しても力は永遠につきません

いったん手術して大事な筋肉を切ってしまうと、どんなに訓練しても力は永遠につきません!

股関節の内転筋を安易に切り、腸腰筋をすぱっと全部切り、ブレック法で延長する(実際は切ったのと同じ)膝のうらでハムストリングという腱を延長する、という手術を長年やられていた整形外科医の嘆きです。

舌癒着症でオトガイ舌筋、口腔底拡大手術で鼻中隔下制筋、口輪筋を容易に切っていますが、動かすことができなくなるわけです。

健康な筋肉を切って治る病気なんてあるわけありません。

ご自身の子供にできますか?

舌癒着症の手術をされている先生方は、ご自身には誰もやられていないかも。

舌癒着症に批判的な歯科医院のブログということで舌癒着症学会誌に紹介されました

舌癒着症に批判的な歯科医院のブログということで、舌癒着症の学会誌にこのブログが紹介されました。

思弁的( 経験によらず,思考や論理にのみ基づい ているさま)で全く理解できていないそうである。

残念ながら私は舌小帯切除を25年続けており、1,000人は超えております。

だからこそ舌癒着症なんてものは無いと言い切れるんです。

更に、私のブログを掲載すること自体、何かビクビクしているんでしょうか?

このブログではコメントを受け付けていません。

舌小帯短縮症による反対咬合

今月は舌小帯短縮症による反対咬合の子供さんが3人来院されました。

3人共10歳以上。

これは近くの歯医者が永久歯が全部生えないと分からないと患者さんに説明するためこういうことになります。

反対咬合は実は3歳に乳歯列の時になっています。

これは舌小帯短縮症のため舌が下顎乳前歯を押し続けるためになります。

この時期にゆびしゃぶり、おしゃぶりをさせていれば自然に治ります。

無理ならば、「ムーシルド」です。

10歳以上になると骨性の反対咬合になるので大変になります。

そのため来月舌小帯切除します。

構音障害予防に赤ちゃんの時に舌小帯切除

以前、外国の方と結婚されて、将来ご主人の国に行かなければならないお母さんが、大阪から赤ちゃんと一緒に来られました。

舌小帯が短いため将来構音障害になるのが分かっているので、大阪の小児科や口腔外科にかかったらしいのですが、どこも「まだ早い、様子をみましょう」で何もしてくれないということでネットで調べてウチにいらっしゃいました。

外国だと日本語だけでなく英語、ご主人の母国語。

話せないと困るんだそうです。

舌小帯短縮症の症状は授乳障害だけではありません

舌小帯短縮症の症状は一番最初は授乳障害です。

しかし、母乳の出がいいお母さんでは授乳障害は見過ごしがちですが、形態に異常があるため安心できません。

次は口呼吸になり、アトピー、アレルギーが待っています。

そん次には反対咬合、構音障害になります。

乳歯が生えてきてからですと切除中咬まれますのでブロックを使用します。

また切除後の麻酔が1時間効いていますので、咬傷の原因にもなります。

舌小帯切除は乳歯があまり生えていない1歳前をお勧めします。

3歳で構音障害になると舌癖があるため舌小帯切除だけでは治りません。

トレーニングが必要です。

赤ちゃんの時に切るのが可愛そうと思われる親御さんも多いですが、それが3歳で色んな症状が出る方が可愛そうです。

舌癒着症と舌小帯短縮症は別物

舌癒着症は名前からすれば炎症を起こしたり、舌を切った場合に結合組織が入り込んでくっつくものを言います。

オトガイ舌筋が下顎骨の前方に付いていることを舌癒着症では定義しています。

それなら術式は当然下顎骨に癒着している筋肉付着部位を切断するはずが、何故か舌の裏の真ん中を一文字に深さ2cmぐらい切り、開放創と言って縫合しません。

すると縫合していないためにそこに癒着が生じます。

更に、鼻の通りが悪いということで上唇小帯切除と説明しておきながら、口腔前庭拡張術と名前を変え上顎左右犬歯の齦頬移行部を約6cmレーザー切除します。

一緒に口輪筋、鼻中隔下制筋を切除するため顔の変形が生じます。

術者はパルスオキシメーターを使用し、術前99%(通常正常値)→術後99%(正常値)なのに鼻の通りが良くなったでしょうと患者さんに説明します。

このようにセット治療するのが舌癒着症です。

赤ちゃんの場合はアデノイドもレーザー切除するようです。

レーザーで切りっぱなしで外来で帰されるので、かなり悲惨です。

殆ど口腔内の外傷と一緒です。

でもなぜみなさんこんな悲惨な手術を受けるんでしょうか?

理由は小児科で舌小帯切除を禁止しているからです。

赤ちゃんの授乳障害で悩んでいるお母さん方が小児科に受診するんですが、「様子を診ましょう、自然に治る、治んなかったら5歳で切ってもらってください。」と言われ門前払い。

そこで助産師に相談したところ、「昔なら私がチョキンとハサミで切ってあげられたんだけど今はできないの。切っているところを紹介するわ。」で舌癒着症の門をたたくわけです。

藁をもつかむ思いで。

まさかそこは舌小帯ではなく筋肉を切るとは夢にも思わないから。

ましてや、鼻の下の筋肉も切って顔の変形が起こるのにも拘らず。

舌小帯切除は正真正銘の舌小帯だけ切ります。

受け皿を作らなかった小児科の責任は重大です。

舌癒着症の手術をキャンセルされた方の相談に乗ります

助産師さんに勧められて舌癒着症の手術をキャンセルされた方の相談をお受けしています。

舌癒着症は舌が下顎骨前方に付いている病気なのだから、下顎骨付着部の手術をしないのはおかしいですね。

舌の裏の真ん中を一文字にレーザーで深さ2cmも勘で切って開放創にする意味が分かりません。

舌が真ん中で切れてグラグラの状態で、昔の舌切りの拷問みたいですね。

深さを間違えれば本当に舌を半分切除してしまいます。

当然、オトガイ舌筋を切るというよりも昔の舌を噛んで自殺する者みたいんですが、舌は厚く筋肉なので中々舌を切ることはできないようです。

当然傷口はレーザーで焼けているので縫えません。

そのため筋肉が癒着を起こすので、文字通り舌癒着症を真に作っています。

一度舌小帯付近が癒着すると固くなってしまい、再治療は難しいです。

舌の真ん中は動脈が走っているのでレーザーで止血しているとしても、下手をすると出血が止まらないです。

そして医療過誤になると思いますが、舌癒着症でかかっているのに、鼻の通りが悪いと医師に言われ口腔前庭拡大術という名前で鼻中隔下制筋を切っちゃんです。

基準はパルスオキシメーターで術前99%(正常値)→術後99%で変化なし。

パルスオキシメーターではよく睡眠時無呼吸症の簡易検査で使われているもので、呼吸が止まっていればヘモグロビン酸素濃度が低くなるので90%を切ります。

元々、正常なんだから変わりようがありませんし、正常な方の鼻の手術をすること自体間違っています。

もし、鼻の通りが悪いのであればガンバ大阪のFWの選手が行った、鼻中隔湾曲症の手術です。

そしてこの手術ではもれなく鼻の変形が起きます。

最近の手術同意書に以前は無かったのに「鼻の変形が起こるかも知れません」という項目があるため患者さんが逃げてしまうようです。

次回の舌小帯切除は10月26日日曜日午前中

次回の舌小帯&上唇小帯切除は10月26日日曜日午前中なんですが、もう予約は終了しました。

今回は上顎前歯部の過状歯2本抜歯予定なのであまり予約が取れません。

そして11月は今年最後になります。

予定は11月30日日曜日です。

毎年12月は年末年始に当たるためお休みしています。

お早めにご予約ください。

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