睡眠時無呼吸症と舌小帯切除
睡眠時無呼吸症で舌小帯切除を希望された方が来院されました。
拝見すると舌小帯は短くないのでタン・スプリントとパタカラを勧めることにしました。
舌小帯は短くなければ切除はしません。
構音障害のお子さんと一緒です。
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睡眠時無呼吸症で舌小帯切除を希望された方が来院されました。
拝見すると舌小帯は短くないのでタン・スプリントとパタカラを勧めることにしました。
舌小帯は短くなければ切除はしません。
構音障害のお子さんと一緒です。
先週の土曜日の舌小帯切除手術に神奈川県からいらっしゃった「サ」がうまく発音できない中学生は舌の使い方が悪いのと、口を開けて発音しないだけだっただけで舌小帯は正常でしたので発音練習させるだけで終了しました。
舌小帯が短くなければウチでは切りません。
舌の使い方が上手くないお子さんもいますのでお気軽に相談してください。
12月は年末年始になってしまうため、今年の舌小帯切除手術は今日で終了です。
来年は1月26日日曜日午前中です。
もう既に金属アレルギーの方の舌小帯切除の予約を頂いております。
赤ちゃんで授乳障害で急を要する方は横浜の水谷歯科にご連絡ください。
滑舌が悪いとは、舌小帯が短いためにいつも舌が下顎の前歯の裏にくっついている状態で話をしている現象です。
また舌は上顎の前歯の裏に舌先が付いているのが本来の位置です。
それ以外のところから話しても呂律が回りません。
これを滑舌が悪いと言います。
発音訓練では治りません。
滑舌とは噛まないで話すこと。
噛まないとは、フジテレビのスーパーニュースのスポーツコーナーの元Jリーガーの長島さんが原稿をすんなり読めなくて、途中トチルことです。
世の中、滑舌をよくする方法が紹介されていますが、どれも早口ことばの練習ばかり。
根本的な問題が解決しなければ滑舌はよくなりません。
それは舌小帯が短いため、いつも下顎の前歯の裏に舌がいる為です。
発音は舌先が上顎を摩擦して音を出します。
舌を上に挙げることが出来なければ滑舌はよくなりません。
舌小帯はぜつしょうたいと読みます。
初めて聞く言葉だと思います。
舌小帯を知っているのは医師、歯医者でもごく僅かです。
助産師さんは昔産婆さんと呼ばれている時代は、赤ちゃんを取り上げる時に舌小帯を無麻酔でハサミで切っていたので知っています。
今では助産師、医師では舌小帯切除は禁止されています。
歯医者、特に口腔外科でも一部しか知りません。
安全かつ正確に手術できるのは静岡県富士市井出歯科医院と横浜の水谷歯科医院しかありません。
http://happy-baby.chu.jp/kyokusen.html
舌小帯短縮症の赤ちゃんは母乳、ミルクを飲むのが上手でない為に体重が増えません。
最新の平成22年の赤ちゃんの成長曲線を参考にしてください。
平均ギリギリの場合も舌小帯短縮症を疑ってください。
舌小帯短縮症で下顎の前歯を前方に押して反対咬合になった場合はチンキャップ、ムーシールドを装着後舌小帯切除を行います。
また下顎前歯の叢生の場合も矯正治療終了後に舌小帯切除を行います。
但し、レーザー切除では何の効果もありません。
また、矯正治療だからと言って舌小帯切除が矯正治療に含まれることなく、あくまでも歯科では保険診療です。
今週の23日土曜日が今年最後の舌小帯切除です。
予約は既に終了しましたので、申し訳ありませんが次回は平成26年1月26日日曜日午前中になります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000075-jij-pol
舌小帯切除をして鼻呼吸にすれば医療費は大幅に減少します。
口呼吸によるアレルギー、アトピー、睡眠時無呼吸症、歯周病などです。
特に歯周病で歯が喪失すると入れ歯やブリッジとなり医療費が嵩みます。
むし歯は赤ちゃんの時の母子感染なのでこれを防止すればむし歯が無くなります。
厚生労働省の方、ご一考ください。
ここのところ「食の偽装」が毎日ニュースで流れますが、実は歯科では歯科用金属の偽装が昭和58年頃ありました。
当時の被せる歯の金属は12%金銀パラジウム合金のみだったのが、噂では西の方の歯科医師会の会長が安価なニッケルクロムを12%金銀パラジウム合金と偽って保険請求し、このままでは保険医取り消し処分になるため当時の中医協に頼んで保険に急遽入れてもらったようです。
ニッケルには人体に有害物質ベリリウムが含まれているため国会でも取り上げられましたが、有耶無耶になってしまいました。
患者さんにしてみれば金属はどれも一緒ですから。
3年前、技工料金が安い中国に航空便で技工物を出していた歯医者もありましたが、被せる歯にベリリウムが入っているということで中国への技工は禁止されました。
しかし、ニッケルクロムは依然保険診療にずっと入ったままです。
ちょっと怖い話でした。
舌小帯短縮症、舌癒着症で悩まれている方は無料メール相談を行っているのでお気軽に写真付きメールを送ってください。
舌小帯に関しては小児科では「様子を見ましょう」で舌小帯の切除は行っておりません。
また一部の耳鼻咽喉科では医師会が舌小帯切除を禁止しているために保険診療ができませんし、レーザー切除するために癒着して瘤がでjきます。
歯科でもレーザー切除なので癒着します。
一番安全なのはハサミで切除して縫合することをお勧めします。
勿論、歯科では保険診療でできます。
先月、舌小帯切除した2か月の赤ちゃんが消毒にいらっしゃいました。
縫合した糸は2本ともなくなっていました。
どうしても舌小帯の根元は縫えないので少し癒着気味になります。
それもよく動かしてもらえば改善できます。
それよりもおしゃべりをするようになったそうでよかったです。
日本では睡眠時無呼吸症の死因はありません。
この場合の病名は“心不全”です。
事件性が無い限り病理解剖はしません。
だから睡眠時無呼吸症が原因かどうか分かりません。
メキシコではどうも睡眠時無呼吸症が死因にあるそうです。
睡眠時無呼吸症は寝ている時にご主人のいびきが止まるとか、居眠り運転事故しかないため緊急性が無いように思われています。
実は、これは二次的なもので本来は死亡に直結しているものという認識がみなさん欠けています。
とにかく舌が仰向けに寝ている時に沈下する病気で、舌小帯が短く、口呼吸でなると思ってください。
決して、太っている人や、下顎の小さい人がなる病気ではありません。
東京で舌小帯に興味を持っていただいた出版会社の社長さんに舌小帯のプレゼンをしてきました。
約1時間半熱弁してきました。
やはり舌小帯の認知度が低いので舌の健康というタイトルを考えることになりました。
とても参考になりました。
もう一度企画書を書き直してみます。
金属アレルギーで来院されている患者さんがいます。
今週で全てアマルガムと金銀パラジウムをレジン(プラスチック)に代えました。
前歯に金属スクリューが埋まっているのでそれを次回ファイバーに代えます。
湿疹は少し減ったようですが完治していません。
舌小帯を診るとかなり短く、口呼吸になっています。
今月、舌小帯切除を行ってもらって完治を目指します。
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