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なぜ舌小帯切除を小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科でやらないのか?

なぜ舌小帯切除を小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科でやらないのか?

あまり正確なことは分かりませんが、どうも乳幼児突然死症候群が関係しているようです。

1980年頃うつぶせ寝が流行り、この乳幼児突発性死症候群も増えました。

昭和63年千代の富士の3女が亡くなり、乳幼児突発性死症候群が有名になりました。

そこで(1)うつぶせ寝をしない、(2)赤ちゃんを暖めすぎない、(3)母親の妊娠中、あるいは子供の近くで喫煙を避ける、(4)できれば母乳で育てることで乳幼児突発性死症候群は減少しました。

しかし、死因を「舌癒着症」が原因で窒息死したという耳鼻咽喉科医が発表したため、日本医師会は舌小帯の実態調査をされたのですが、舌小帯異常は1%も満たなかったために「舌小帯は切る必要がない」と結論付けられました。

そのため全国の助産院、産婦人科では切らなくなりました。

当然産婆さんも切ることができなくなりました。

それでも舌小帯短縮症の子供はこども病院で全身麻酔で切っていたようです。

「舌癒着症」の先生も学会や特定の助産院や母乳で育てる会とタイアップして自費で舌小帯とオトガイ舌筋をレーザー切除し、一緒に上唇小帯切除と鼻の下制筋を切除も行っているようですが、余計に“癒着”したり鼻の筋肉を切ってしまうために顔の変形が起きています。

医療法人社団 井出歯科医院と水谷歯科医院では、舌小帯のみを局所麻酔下でハサミで切除して、伸展させて溶ける糸で縫合しています。

これが“癒着”を防ぐ唯一の方法です。

安易にレーザー切除では余計に“癒着”します。

また歯科では保険診療でできます。

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