百鬼丸(どろろ)
朝のココ調で若者のくだもの離れが加速しているそうです。
どろろの百鬼丸は、室町時代末期、武士の醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じる48体の魔像に天下取りを願い出て、その代償として魔物の要求の通り、間もなく生まれる自分の子を生贄として彼らに捧げることを誓う。
その後誕生した赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、母親と引きはがし化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
14年後、成長した赤ん坊は百鬼丸(ひゃっきまる)と名乗り、不思議な声に導かれるままに自分の体を取り戻す旅に出る。(wikipedia)
百鬼丸は魔物に取られた自分の体を魔物を一体ずつ倒すと体がひとつずつ元に戻っていくんですが、現在の若者は逆に無くしていく。
爪でいろんなことができたはずが今ではファッションのひとつになっています。
そんな爪で料理ができるはずありません。
くだものの皮を剥くこともできません。
i-padの電子書籍では本みたくドッグイヤーもできないし、ページを捲ることも疑似体験はできますが、指の先のパチニ小体には伝わらないと思います。
こうやってどんどん感覚が無くなれば今に手の指は3本ぐらいになってしまうかもしれませんね。
実際に永久歯は親知らずを入れて32本でしたが先天性欠損歯が増え、だんだん22本の時代になると言われています。
百鬼丸にならなければいいのですが。
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