最初に繁盛歯科医院見学した時に前田歯科医院の前田先生に「1日100
人もの患者さんがどうして先生の所にくるの?」と聞かれました。
「リスク検査したことありますか?」
いいえと私が答えると「怖くて診療が出来なくなりますよ。」
という返事でした。
そんなに綱渡りのような診療はしていませんので、あまり理解できません
でした。
まず、最初に勤務した横須賀久里浜のタクマ歯科医院ではユニット5台で
歯医者が4人、スタッフはすぐ辞めてしまうので、私には誰もつきませんで
した。
全部自分でやらなければなりませんでしたし、いかに早くやるにはどうした
らいいかいつも考えながら診療していました。
丁度、レストランのシェフが手際よくやるのと同じことをやっていました。
患者さんがきても前回のことを思いだしながら次に何をやるのか考えなが
らやっているだけでした。
中学の同級生だった歯科技工士がウチにいるのも早くやるコツだと思い
ます。
繁盛歯科医院では衛生士が調整をやってセットしていますが、ウチは技工
室に持っていってもらって調整している間に他の患者さんが診療をやれま
す。
どこもコミュニケーションシートという患者さんと話した内容を書いて、ポイ
ント制にしているようですが、確かに誰が担当してもいいようにというのは
名案ですが、内容が問題です。
感想文もいいのですが、私はむしろYahooのニュースを手が空いているス
タッフはリアルタイムによく読むのがいいかと思います。
特に若いスタッフにはこれがお薦めです。
話は戻りますが、どうしてウチに来てくださるのかは、
よく患者さんとお話をするからです。
短い時間ですが、自分が何を前回話したか覚えていることです。
偶には忘れますが・・・
この患者さんは誰の紹介でどこに住んでらっしゃるか覚えることです。
一種のデータベースを自分でやることです。
一昨年亡くなった尊敬していました平田先生はいつも患者さんと話ばかり
していて、中々診療されていなかったと言われていましたが、本来は平田
先生のような先生が理想的な歯医者さんだと私は思っています。
平田先生+繁盛歯科医院で違った繁盛歯科医院をめざしています。
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