舌小帯短縮症のオンライン診療申し込みありがとうございます

先月からオンライン診療の「クロン」の登録しましたが、おかげさまで申し込みをいただきました。

従来は、ホームページを見ていただいてから電話で問い合わせしていただいて、舌小帯の写真をお送りいただいて、近場でしたらすぐに初診を受けていただきました。

しかし、遠方の方の場合は手術前日に初診を受けていただくようにしていました。

遠方に方もオンライン診療のテレビ電話ではリアルタイムに診ることができて素晴らしいと思います。

手術後も何かあれば診療できますのでとても便利です。

まだ始めたばかりで要領が悪いですが、ご容赦ください。

舌小帯短縮症を手術しないで舌トレーナーで舌を引っ張って切る方法

7月に手術をせずに舌トレーナーだけで行った赤ちゃんは、あかんべえができるまで舌が伸びました。

12月から始めたお子さんたちも順調に切れてくれています。

後はもう2か月舌トレーナーで引っ張っていただければ大丈夫です。

舌トレーナーで舌小帯が切れている個所は、舌の根元の舌小帯です。

そのため舌先の舌小帯は切れていないためにハート舌は残ります。

このハート舌は手術しても取れない場合が多いので、そのまま伸ばしていただきます。

生まれたばかりの赤ちゃんなら効果はありますが、舌小帯が舌先に入り込んでいると切っても治りません。

 

よくわかる舌小帯短縮症

今度のホームページ名は「よくわかる舌小帯短縮症」になりました。

メルマガを昨年から続けていますので、宜しかったら購読してください。

井出歯科医院のホームページももう少しで完成です。

http://www.tongue-tie.jp/

http://www.ideshika.jp/

舌小帯短縮症2021

舌小帯は何のためにあるの?

 

 

 

 

舌小帯とは

本来、骨と骨をつないでいる筋肉が縮むことによって、骨(関節)が動かされるのです。しかし、舌は舌骨と言う骨が1つ舌の根元にあるだけです。そのおかげで舌先が自由に動くようになっています。舌小帯が短く動かなければ舌は下顎の歯の内側に落ちる‟低位舌(ていいぜつ)”になり、殆ど動けません。これが‟舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)”です。筋肉の塊の舌を‟舌小帯”が自由に動くようにしています。これはアキレス腱のような‟腱”の働きです。

赤ちゃんの舌小帯顕微鏡像            大人の舌小帯の顕微鏡像

重層扁平上皮                  結合組織

舌小帯は生まれたばかりの赤ちゃんでは薄い膜状(重層扁平上皮)ですが、どんどん角化して大人になると固い結合組織に置き換わっていきます。

舌小帯短縮症とは

動物は手が使えないため舌が手の代わりを行います。犬や猫は舌で水を飲んだり、舐めたり、食べるのにも関与します。そのため舌が長いのです。動物の歯の形状は犬や猫の歯はギザギザで肉を噛み切るような形をして早食いです。(食べている時が油断しているので逆に襲われるから)逆に牛の歯は草をすり潰す臼の形をしています。(何度もすり潰し、時間がかかる)しかし、人間は‟ことばを話す”ために口腔の中でトローンボーンのスライド管の様に舌の長さを変えて声にします。そのため舌小帯は長ければ声が出せないし、逆に短すぎても発声がはっきりしません。(構音障害:こうおんしょうがい)「か・さ・た・ら」が上手く言えません。他にも「し・ひ」の区別ができない人もいます。(江戸っ子)この短い舌小帯は殆どの赤ちゃんが生まれながら持っていますが、‟初泣き”で初めて呼吸し、舌に力を込めて泣き、その時に薄い膜状の舌小帯は「ブチッ」と切れて丁度いい長さになる予定でした。それが上手く切れなかったのが「舌小帯短縮症」です。

これは皆さんも保健体育の授業で習ったことのある‟スキャモン成長曲線”と言うものです。生まれてすぐの赤ちゃんのリンパ系と神経系と一般型(筋肉)の発育は急カーブになっていて特に生後1歳ぐらいにまでが特に発達が著しいです。それでゴールデンエイジというスポーツを遅くても満8歳までに始めないと運動オンチになるとも言われます。それはこのスキャモン成長曲線の急な時に始めないと運動神経や筋肉の発達が望めないと言うことです。同時に生まれたばかりの赤ちゃんも舌小帯が短い舌小帯短縮症があれば哺乳や舌の動きが制限されます。

赤ちゃんは生まれてすぐに本能でお母さんの乳房から母乳を飲みます。その際に、乳首を口の中に引っ張り込み、上顎の口蓋(こうがい)の凹みの吸啜窩(きゅうてつか)に押し付けて、舌が蠕動運動(ぜんどううんどう)のように動いて母乳を搾(しぼ)ります。この一連の動きを主に行うのが「舌小帯(ぜつしょうたい)」です。哺乳は、母乳が喉の奥に流れ込み、喉頭蓋(こうとうがい)の脇を避けて、食道に流れ込みます。喉頭蓋(こうとうがい)は生後6か月ぐらいまで動かないため、「呼吸する」と「食べる」の切り替えポイントの役目はまだ行わず、直立しています。だから、赤ちゃんは哺乳しながら、「鼻呼吸」しているので、息継ぎをしないのです。この6か月の間に赤ちゃんは将来の舌の動きの基礎トレーニングを哺乳でするのです。

舌小帯短縮症はいつ切るの?(手術適応年齢)

舌小帯短縮症の手術適応時期は生まれたばかりの赤ちゃんの時です。

だから50年前は産婆(助産婦:助産師)が生まれたばかりの赤ちゃんがおっぱいの吸い付きが悪いのは舌小帯が短いと判断して、ハサミで切っていました。現在も海外では生まれたばかりの赤ちゃんに手術しますし、イギリスでは生後6か月までが舌小帯短縮症の手術期限があり、それ以降はやらないそうです。

舌小帯の分類

舌小帯は舌小帯の長さと付着部位によって、大きく3つに分類されるが、それによって舌小帯を切る、切らないが決まるものではありません。

基本的には、この3つの舌小帯分類が全て“適応症”です。

舌先が吊れて、“ハート型”になるならないも関係なく、これは舌小帯が下のどの位置に付着しているかで決まり、舌先だとハート舌やスプリット・タンになります。

舌小帯が短ければ全て切ります。

そして、その後のトレーニングが必要です。

正常な舌小帯

舌小帯の長さが十分で、口を開いて舌が上顎に付くことができる。

しかし、低位舌になっている場合が多い。

軽度の舌小帯短縮症

軽度の場合、舌小帯切除手術しなくてもいいと勘違いしますが、一番弊害が出易いです。

中等度の舌小帯短縮症

中等度の場合は、“ハート舌”になりやすいいです。

重度の舌小帯短縮症

重度は殆ど舌が動きません。

舌小帯短縮症を切らなかったための症状

舌小帯短縮症を生まれたばかりの赤ちゃんの時に切らなかったために様々な症状が出ます。症状が出てからでは遅いのです。

舌小帯短縮症はあまり知られていないために誰も知りません。上手く哺乳ができないので助産師に相談して初めて舌小帯短縮症を知ります。但し、お母さんの母乳の出がすごくいいと気付きません。1か月検診や舌がハート型になっているのを見て小児科にかかりますが、小児科学会が舌小帯短縮症手術を否定しているために手術はしてもらえません。舌小帯短縮症を小児科医の「様子を見ましょう」を鵜呑みにしたり、お母さんが気付かないで放置すると、様々な弊害が生じます。

哺乳障害

赤ちゃんは母乳を飲む時は上唇と下唇で乳房をピッタリ咥えて、赤ちゃんの口の中を真空状態にします。そして舌で上顎の喉頭蓋(こうとうがい)の吸綴窩(きゅうてつか)という凹みにお母さんの乳首を引っ張り込んで、舌の蠕動(ぜんどう)運動、上下に動く運動で乳汁を搾り出すのである。赤ちゃんは喉(のど)の奥の喉頭蓋(こうとうがい)と言って、気管と食道の切り替えポイントが動いておらず、直立した状態になっている。それによって、赤ちゃんは鼻で呼吸しながら、母乳を飲むことができるのである。

通常は、食物を食べる時は喉頭蓋が気道を塞ぎ、食道が開く。逆に呼吸している時は、喉頭蓋が直立し、食道はピタッと閉まるのである。そして赤ちゃんの直立した喉頭蓋の両脇を母乳が流れて食道に流れ込んでいく。だから一緒に空気を飲み込んでしまうので、ゲップをさせないとお腹に空気が溜まり、張ってくるのである。また気道に母乳が入り込むと咽る(むせる)のもこのせいです。

離乳食が始まる生後6か月ぐらいに喉頭蓋が動き始め、嚥下(えんげ)が始まるのである。

また、哺乳障害があると常に空腹のため、よく泣き、“夜泣き”もひどくなる。

若いお母さんは、なぜ泣くのか分からないので、揺さぶったり、虐待してしまう危険性もある。

早く舌小帯が短いことに気付くことである。

嚥下障害

よだれがひどい場合は舌小帯短縮症が疑われる。離乳食が始まる生後6か月ぐらいから唾液腺から唾液の分泌が活発になる。しかし、舌小帯が短ければ舌の根元に付いている喉頭蓋が上手く動かないため誤嚥しやすくなる。結局、唾液を飲み込むことができず、舌は前方にしか動かないため口から出て“よだれ”になる。よだれがひどく、“よだれかけ”をして下顎が赤く爛れて(ただれて)いれば、舌小帯短縮症に間違いない。

反対咬合

受け口のことです。歯並びは、「今の子供は固いものを食べなくなったから悪くなった。」という俗説があります。本当は、先天的には歯の大きさと顎のアンバランスが原因で、顎が小さくなってきている。現在の食事では親知らずも入れて32本の歯は必要なくなり、先天的に無い歯が増え、終いには上下20本以下になってしまうかもしれません。後天的には、舌小帯が短いためにいつも下顎の前歯の裏側を押しているためにどんどん下顎が前に移動して行くのである。昔は、指しゃぶりやおしゃぶりをして、下顎が前方に行くのを食い止めたのだが、現在では指しゃぶりやおしゃぶりは出っ歯になるからという理由で歯科医師会が禁止している。指しゃぶりは小学校高学年まで指しゃぶりをするが、おしゃぶりは処分してしまえば使用できない。おしゃぶりは口呼吸確立に必須なので是非赤ちゃんから3歳までやるべきである。赤ちゃんの反対咬合の治療は、舌小帯切除とおしゃぶりです。

口呼吸

舌小帯が短いと舌を上に挙げることができないために、舌が下顎の下に留まり動きません。すると舌と口蓋(こうがい)の間に隙間が開いてしまい、口呼吸が始まります。フィンランドでは真冬には外気がマイナス20℃近くなるため、口呼吸すれば口の中が凍傷を起こします。そのため赤ちゃんの時から“おしゃぶり”をさせて鼻呼吸にさせます。それによって、フィンランドなどの寒い地域の人の鼻は、“鷲鼻(わしばな)”になっていて鼻の穴は細くスリット状で冷たい外気を鼻から吸い、鼻の中で温めてから肺に送るのである。逆に、日本人や東南アジアのように高温多湿の地域の人は、“だんご鼻”で鼻の穴は大きく、すぐに取り込んだ空気を吐き出すようになっている。また、口呼吸の人の下唇は“たらこ唇”になっていて、これは口輪筋(こうりんきん)という口の周りの筋肉が弱くなっているため弛緩(しかん)して緩んだ状態である。そのため、口呼吸の人は口を窄める(すぼめる)ことができないので、“口笛(くちぶえ)”が吹けないのである。

アトピー・アレルギー

舌小帯が短いと口呼吸になり、口の中が乾燥してしまう。すると喉の入り口の扁桃腺に細菌やウィルスが付着して、免疫反応が起こり扁桃腺が腫れます。それを担うのが、抗体のIgEです。アトピーの方はこのIgEの数値が1,000を超えると言われます。するとマスト細胞からヒスタミンと言う炎症物質が分泌されるためアトピー・アレルギーになると言われます。ヒスタミンによる鼻水はサラサラの漿液性(しょうえきせい)で、乾くとガビガビに固まります。昔は、“青っ洟(あおっぱな)”と言って、青白いトローンとした鼻水が多かった。これは当時の子供は鼻呼吸ができ、鼻の粘膜に細菌やウィルスが付着して白血球などが対処して膿を作り、それが青っ洟になったものです。つまり、扁桃腺は常時唾液にさらされていなければならないのです。(発生学的に魚のエラに当たる部位)鼻呼吸にするには赤ちゃんの時から舌小帯切除とおしゃぶりをさせることが重要です。

構音障害(こうおんしょうがい)

最初、舌小帯短縮症で小児科にかかると、「3歳になって、『さ』が上手く言えなかったら専門医に切ってもらってください。それまで様子を見ましょう。」と鵜呑みにしてしまったために手遅れになってしまっています。但し、切ったからと言って、構音障害治りましたにはならならないのです。生まれて3年経っているために発音の舌の動きが固まってしまっているため、3歳で舌小帯を切っても切る前と同じ舌の動きの発音しかできません。舌小帯を切った後にスマイルスリーパーとタン・スプリントの器具でリハビリして、井出歯科医院 構音訓練CDで練習しかありません。それでも構音障害が治るまで、6か月以上かかります。ですから、発音に関係ない“生後2か月”ぐらいに舌小帯切除手術を受けた方が良いのです。構音障害を放置しておけば、“ことばの教室”に入ることになりますが、治るわけがありません。また、構音障害による“いじめ”もでます。赤ちゃんの時に舌小帯切除するのは可哀想では無く、将来可哀想になるので、お母さんはよく考えてあげてください。

滑舌が悪い

滑舌(かつぜつ)が悪いというのは元々はアナウンサー言葉だったのですが、芸能人が滑舌と言う言葉を使うようになりました。それで滑舌を良くするために何処で聞いたか分かりませんが、「舌小帯を切れば滑舌が良くなる。」と言う噂が流れ、レーザーで切るだけだったり、1cm切って縫合するだけの歯科医や耳鼻咽喉科医がテレビで紹介されました。しかし、お笑いタレントはレーザーで切るだけだったので、滑舌は良くならず、女優も舌小帯を切ってもトレーニングをしなかったために口を開けないでセリフを言っているだけで何処も滑舌が良くなっていません。滑舌が悪い理由は舌小帯が短く、舌全体が下顎の内側に落ち込んで動かない状態から話し始めるために滑舌が悪くなります。日本語の発音は舌が上顎の内側側面に触って発音します。滑舌が悪い人は舌をあまり動かさないで話すのが原因です。治療は、舌小帯を切って、スマイルスリーパーで舌を引っ張り、タン・スプリントで舌の本来の位置、口蓋に吸い付いた状態にすることです。このトレーニングを半年ぐらいしてから、医療法人社団 井出歯科医院 構音訓練CDで訓練します。

睡眠時無呼吸症

2003年岡山で起きた山陽新幹線運転士の居眠り運転事故で睡眠時無呼吸症が注目を浴びるようになりました。その後の車やバスの居眠り運転事故も睡眠時無呼吸症と関連付けられました。睡眠時無呼吸症は仰向けに寝ると舌小帯短縮症のために舌が気道に落ちて塞ぐ。そのため息が止まり、脳に酸素が送られない。睡眠が浅く、昼間睡魔が襲い、仕事中や食事中や運転中に居眠りをしてしまうのである。死亡原因は睡眠時無呼吸症では無く、心不全となる。(検死をしないため)睡眠時無呼吸症の主な治療は、

・CPAP

・スリープスプリント

・外科的手術

この3つである。

医療法人社団 井出歯科医院では、睡眠時無呼吸症は舌小帯短縮症が原因とし、舌小帯手術を施術し、その後にスマイルスリーパーとタン・スプリントによるトレーニングを始めた。舌小帯手術だけでは今までの癖が残っているため、舌小帯を切っただけでは何も変化が無いのである。スマイルスリーパーは本来は“いびき”治療器具として販売されていたが、舌小帯が短いと使用できなかった。それを舌小帯切除後のトレーニング器具として世界で初めて取り入れたのである。また、タン・スプリントは舌小帯短縮症で“低位舌”になっている舌を本来の“舌位”に置くように上顎のマウスピースにポケットが付いているもので、舌を常時上顎の口蓋に付ける訓練をするものである。どちらの器具も必要である。スリープレコーダーで舌小帯術の術前術後で医療法人社団 井出歯科医院では測定するので、治療後の効果が客観的に分かるのである。

乳幼児突然死症候群

乳幼児突然死症候群は原理は睡眠時無呼吸症と同じだが、大人と違うのは下顎が元々“後退位”になり、“バードフェイス(鳥貌)”になっていることである。大人になればバードフェイスの場合は睡眠時無呼吸症となる。哺乳の際には乳首を口蓋窩に引っ張り込めないために哺乳障害になる。寝かせる時は仰向けでなく、うつ伏せに横向きで寝かせた方が良いかもしれない。乳歯が生えてきたら、上下のマウスピースで下顎後退位を治すしかありません。

摂食障害・給食を食べるのが遅い

舌小帯短縮症は舌小帯が短いために“食べる”つまり摂食することができないのである。食べると言うのは、

・食物を口に入れるとまず上顎前歯裏の口蓋部に舌が押し付けて、「固いor軟らかい、熱いor冷たい」を瞬時に判断する。

・軟らければそのまま舌が口蓋を使って押しつぶす。

・固ければ奥歯に食物を落として“噛む”が始まる。

・舌小帯が正常なら舌が噛んだ食物を唾液に混ぜ、右に左に移動させ噛む。

・すると舌の上に食隗としてまとめて喉の奥の方に持って行く。

・舌の上部が鼻から来る空気を遮断し、“圧”が上がり喉頭蓋が気道を塞ぐ。

・圧が上がると閉じていた食道が開き、「ストーン」と食隗は食道に入っていく。

・それと同時に食道は閉じ、喉頭蓋は上り呼吸できるようになる。

・この間は0.5秒で行われる。

では舌小帯短縮症だとどうなるのか

・食物を口に入れても舌が上顎の口蓋に当たらないため、奥歯で噛む動作が始まる。

・食物を食隗にすることができないため、液状になるまで噛んでしまう。

・後は流し込みになる。

即ち正常な摂食障害は“早食い”なのである。野生の動物も獲物を倒しても長居はしない。なぜなら、動物は食べている時が一番油断しているため、他の動物に食われてしまうのです。一番美味しい内臓を食べてさっさと逃げてしまうのである。

「よく噛んで食べよう。できたら一度口に入れたら30回噛みましょう。」

はっきり言って、これは迷信で“食べる”と言うのは“早食い”が正解である。一日の上下の歯の接触時間は、“30分”なのである。それ以上、上下の歯が接触すれば歯の周りの組織がダメージを受けて、歯周病になってしまうのである。歯周病は歯周病菌が原因と仮説を立てている歯科医師もいますが、実は歯の接触過多が原因です。当然、“食いしばり”や“歯ぎしり”も歯には良くありません。

舌小帯短縮症で舌が動かず、下顎の歯の裏側に落ちている“低位舌”が原因です。

そのために舌は常時上顎の口蓋に付けているのが本当の位置です。

英語の「L」の発音ができない

日本語でも舌小帯短縮症で構音障害があるのに、英語の「L」の発音ができる訳がありません。私の中学時代の英語の教師は、授業の始まる前に「『L』と『R』どっちを発音下でしたでしょう?」と英語のテキストで口を隠して生徒に順番に聞いていきました。間違えば、生徒は立っていなければなりません。はっきり言って、あまり区別できず、確率は1/2です。先生自身も最後は自分でも分からなくなっていました。(授業の前の儀式)小学生の授業にも英語が取り入れられてきましたが、『L』と『R』の発音の区別ができていません。こういう問題に目をつぶっていれば英語は誰も話せません。文科省はしっかり調査する必要があります。

矯正治療後の後戻り

舌小帯手術を始めるきっかけになったのがこれです。舌小帯手術をしてから下顎の前歯のレベリング(ワイヤーで巻く)をする予定でいました。残念ながら富士中央病院の耳鼻咽喉科で電気メスで舌小帯を切ってもらってきました。少ししか、舌小帯は切除されていませんでしたが、下顎の前歯のレベリングをしました。すると翌日、下顎前歯が全部唇側に倒れてしまい、歯の裏側が見えていました。慌てて、ワイヤーを外した所翌日治りました。これは舌小帯が短いために下顎の前歯を裏側から押し続けているからです。尚且つ、唇が口呼吸で開いているため口輪筋が弱くなって、舌に押された歯を元に戻す力がないのです。

タンギングができない

管楽器を演奏する時には舌と口蓋の間にマウスピースを挟めないとタンギングはできません。舌小帯短縮症を放置している場合に多く、小さい頃に舌小帯短縮症の症状が出ているはずである。舌小帯手術だけでは無理でトレーニングが必要になります。

誤嚥性肺炎

口呼吸で嚥下すると、喉頭蓋が気道を塞いでいないために食物が気道に入ってしまうのである。蒟蒻ゼリーの窒息はこれが原因。

令和2年6月28日午前中舌小帯短縮症手術再開です

新型コロナウィルス蔓延のために中止していましたが、6月28日日曜日午前中に舌小帯短縮症手術再開します。

メールやお電話やオンライン診療や直接一度初診でいらっしゃった方も6月27日土曜日午前中に一度いらっしゃってください。

最終確認させていただきます。

6月29日月曜日午前9時に消毒をしていただいてからお帰りください。

遠方の方は、6月27日土曜日、6月28日日曜日富士宮市プレミアくれたけインのご宿泊を予約してください。

当日、発熱や味覚障害や体調不良がございましたら手術は延期願います。

当医院では、新型コロナウィルス感染予防に関しては口腔外バキューム、次亜塩素酸水空気清浄機で対応させていただいております。

まずは、6月27日土曜日午前中の予約をお取りください。

新型コロナウィルス緊急事態宣言での舌小帯短縮症手術について

新型コロナウィルス緊急事態宣言での舌小帯短縮症手術について

新型コロナウィルス緊急事態宣言で歯科は対象にはなっていませんが、一番感染リスクが高いというデマのおかげで只今舌小帯短縮症手術は行っておりません。

舌小帯短縮症の手術の再開は分かりませんが、それまで舌のトレーニング器具でトレーニングしていただき、舌小帯が伸びきった状態で手術を行えればと考えております。または、舌トレーニング器具で舌を引っ張っているために舌小帯が切れることもあります。

1.赤ちゃんの舌トレーニング

2.乳児の舌トレーニング

3.幼児の舌トレーニング

4.小学生から大人までの舌トレーニング

方法をDVDでお送りします。

coming soon!

 

静岡県議会議員の早川いく子先生が見学に

http://www.komei.or.jp/km/hayakawaikuko/2018/05/28/090929/?doing_wp_cron=1586271730.5139729976654052734375

 

2018年5月28日日曜日

静岡県議会議員の早川いく子先生が見学にいらっしゃった。

当日は富士市議会議員の井出はるみ先生と一緒にいらしていただき、舌小帯短縮症手術の重要性についてお話させていただきました。

よくわかる舌小帯短縮症のメルマガを発刊しました。

よくわかる舌小帯短縮症のメルマガを発刊しました。

https://www.mag2.com/m/0001691698.html

こちらで登録をお願いします。

舌小帯短縮症の最新YouTube講演会

https://youtu.be/_yUHewJtDQE

2020年2月12日水曜日、広島県福山市で収録。

インターネットテレビ「あーくん」

講師:静岡県富士市入山瀬2-3-76 医療法人社団 井出歯科医院 院長 井出明邦。

講演内容:舌小帯短縮症ハンドブック Kindle版

舌小帯短縮症手術的治療に関する2019年度調査とその結果

舌小帯短縮症手術的治療に関する2019年度調査とその結果

2019年も新生児から幼児の舌小帯短縮症の手術が多い。

大人の滑舌が悪いや睡眠時無呼吸症も多い。

イスラエル製の舌小帯短縮症手術後のトレーニング器具、ライパーも4月下旬に入荷予定なので、これから乳幼児のトレーニングに使用できる。

今年は新型コロナウィルスの影響で舌小帯短縮症の手術回数が減りますが、下火になったら舌小帯短縮症手術を再開する予定です。

それまで、大人はアヴェオTSDで術前トレーニングをお願いする予定です。

赤ちゃんや乳幼児はおしゃぶりの練習。

幼児は舌トレーナーで練習。

これらを行ってもらう予定。

手術日が決まり次ご連絡します。

舌小帯短縮症

世界の舌小帯短縮症手術

オランダ、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国、メキシコ、サウジアラビアでは生まれてすぐの赤ちゃんの舌小帯が短ければ生後1週間以内に切除を勧める。

つまり、舌小帯短縮症は生まれてすぐに手術しなければならない手術です。

昔の日本では、産婆さんは生まれたばかりの赤ちゃんの舌小帯が短いと「おっぱいの吸い付きが悪い」と言って、舌小帯をハサミでチョキンと切っていたのです。

現在の日本は、舌小帯短縮症手術は小児科医が否定しているため行われません。

そのため、みなさんは舌小帯短縮症のことを殆どの方が知らないし、舌小帯短縮症の手術をしたことのない医師や歯科医師が間違った情報を流し、終いには手術を受けた体験者や受けなかった体験者の話まで飛び出して、本当の舌小帯短縮症が何なのか誰も分からなくなってしまっています。

このホームページで舌小帯短縮症のことを少しでもいいですから分かってください。

舌小帯短縮症

   

舌小帯(ぜつしょうたい)は舌の根元から舌先に伸びる‟ひだ”で、筋肉の塊の舌を自由自在に動かし、「食べる」「飲む」「話す」などサポートする役目を担っています。

生まれたばかりの赤ちゃんの舌小帯は薄い膜状で水掻きの様に透明な粘膜ですが、年齢と共に固くなって弾力性が無くなり固い結合組織に置き換わります。

左の写真は生後4か月の赤ちゃんの舌小帯ですが、舌を上に挙げるとまだ薄い膜状です。

右の写真は舌を前に出した状態ですが、舌小帯に引っ張られて舌先が割れて「ハート舌・スプリットタン」になっています。

既に舌小帯が固くなって弾力性が無くなってきているために「ハート舌・スプリットタン」は手術しても先割れは治りません。

つまりこの時期の手術はもう遅いのです。

生まれたばかりの赤ちゃんの舌小帯は薄い膜状の粘膜だから切っても出血もしないし、痛みもないし治りが早かったのです。

そのおかげで舌小帯を切ってすぐに正常哺乳ができ、1日30g体重が増え、これから始まる「食べる」「飲む」「話す」舌の準備を生後6か月の間に準備万端にしておくのです。

舌小帯短縮症の手術時期は「生まれてすぐ!」です。

舌小帯短縮症と哺乳障害

 

哺乳は持って生まれた本能で、乳房を上唇と下唇で咥えて、口の中を真空状態にし、乳首を引っ張り込んで上顎の口蓋の吸啜窩に固定します。

そして舌が上下に激しく動いて母乳を搾り出します。

舌小帯が短いと舌が乳首を固定して搾り出すことができないために‟哺乳障害”になります。

赤ちゃんの成長は著しくて、生後1か月~3か月で体重が1日30~25g増加します。

これは哺乳がちゃんとできた場合で、舌小帯が短い哺乳障害では1日20gも増加できません。

搾り出した母乳は喉の奥に流れて行き、喉頭蓋(こうとうがい)の脇を通って食道に流れ込みます。

喉頭蓋は喉の奥の食道と気管の切り替えポイントです。

赤ちゃんは母乳を吸ったり、飲んでいるわけではありません。

舌は母乳を搾り出すだけで食道に流し込んでいるだけです。

更に、赤ちゃんは鼻で呼吸しながら哺乳しています。

これは喉の奥の切り替えポイントの喉頭蓋(こうとうがい)が哺乳している期間は動きません。

生後6か月を過ぎて、下顎乳前歯が生えてくると、喉頭蓋は動きだし、喉頭蓋は呼吸している時は食道は閉じていて、食べる時は気道を閉じて食道が開きます。

日本では、舌小帯短縮症の手術は生まれてすぐにはできません。

それで、医療法人社団 井出歯科医院では、生後2か月、体重6,000gの赤ちゃんに舌小帯短縮症の手術を施します。(これがベストです!)

舌小帯短縮症と摂食障害・嚥下障害

 

正常(舌位)

低位舌(ていいぜつ) 

 

舌小帯が正常で哺乳に問題がなければ、舌は6か月間のトレーニングが終わり、「食べる」「飲む」「話す」ことができる舌の筋肉が発達することができます。

舌いつも上顎口蓋にくっついた状態で、これを「舌位(ぜつい)」と言います。

しかし、舌小帯短縮症のままだと、運動制限がかかって舌の筋肉の発達は望めないため舌の発達不全になります。

だから、海外では生後6か月まで哺乳による舌のトレーニングが欠かせないので、生まれてすぐ舌小帯短縮症手術を行うのです。

日本の小児科医は3歳までに「さ」が言えなかったらその時に舌小帯を切るとしていますが、それからは舌の発育は望めません。

これが「低位舌(ていいぜつ)」と言って、下顎の歯の内側に舌が落ちている状態になります。

低位舌だと舌が上に挙がらないため「摂食障害(せっしょくしょうがい)」食べ物を飲み込むことができない、「嚥下障害(えんげしょうがい)」飲み込むことができない

どちらも舌が上顎の口蓋に付いて、鼻から来る空気を遮断できないと飲み込むことができない。

更に、それに付随する「喉頭蓋(こうとうがい)」の食道と気道の切り替えが上手くいきません。

だから、生後6か月の間の哺乳のトレーニングが正常にできるように新生児での「舌小帯短縮症切除手術」が必要なんです。

この6か月間の哺乳トレーニングで驚くべき発育が起こり、一生が決まります。

よく赤ちゃんのご両親から「切った方がいいでしょうか?」と聞かれますが、この事実を知ったらみなさん1日でも早く短い舌小帯を切ることをお勧めします。

口腔機能発達不全症と構音障害

新生児の時に舌小帯短縮症の手術をしなかったために低位舌になってしまい、そのために構音障害・口腔機能発達障害になってしまう。

更に、せっかく1か月検診で「舌小帯短縮症」と診断されてたり、哺乳障害で小児科にかかると、「哺乳障害は様々な要因があり、舌小帯短縮症は原因では無い。3歳までに『さ』が言えなかったらその時に切ればいい。それまで様子を見ましょう。」と言われて何もしてもらえない。

この小児科医の言葉をまともに信じてしまったのが構音障害・口腔機能発達不全症である。

医原病である。

なぜなら、口腔機能発達不全症は「3歳で『さ』が上手く発音できない。」病気です。

構音障害は、「か・さ・た・ら」が上手く発音できない。

例えば、「おかあさん」が「おたあたん」と発音する。

これは舌小帯短縮症のために舌が低位舌になっているために、口蓋に舌が付けないために発音できない事です。

舌がいつも下顎前歯裏側にピタッと付いているために発音できないのです。

口腔機能発達不全症も低位舌になっているために舌が自由に動かない舌の機能不全です。

但し、3歳舌小帯短縮症の治療をしなかったために、発音に‟癖”が付いているため舌小帯を切ったからと言ってすぐ発音できる訳ではないのです。

手術後にトレーニングが必要です。

もし、これから舌小帯短縮症で小児科にかかる時は、「3歳までまで待ったら、口腔機能発達不全症になってしまう。」と小児科医に詰め寄ってください。

舌小帯短縮症の診断

本来は生まれてすぐに舌小帯短縮症の手術をした方が良いのですが、日本では新米ママさん、医師、歯科医師は「舌小帯短縮症」のことを殆ど知らないので、手術時期が手遅れになります。

ベテラン助産師は知っている方が中にはいますが、舌小帯短縮症の知識と手術の両方を兼ね備えている医療機関が殆どありません。

舌小帯短縮症だと哺乳障害になり、眠りも浅く、すぐ起きて泣く。

お母さんも赤ちゃんが上手におっぱいを飲めないので乳腺炎になります。

そこで助産師が舌小帯短縮症かもしれないとアドバイスをくれます。

偶に、お母さんの母乳の出が良すぎて舌小帯短縮症でも哺乳障害にならない場合もあります。

その他に、1か月検診で指摘してもらえる場合もあります。

後は、おばあちゃんからお母さんも舌小帯が短くて切ったという情報があれば気が付きつきます。

舌小帯短縮症は遺伝が多いですが、稀に家族で誰もいない場合もあります。

舌小帯短縮症の分類もありますが、分類によって舌小帯を切る切らないを決めるものではありません。短ければ手術です。

そして、手術の後に必ずトレーニングが必要です。

舌小帯短縮症が軽度ならトレーニングで改善することはありません。

舌小帯短縮症手術

 

 

 

 

 

従来の術式

新しい舌小帯を裂く術式

舌小帯短縮症の手術は口腔外科の教科書に術式が載っていますが、それでは舌小帯が余計に太く、癒着して固くなります。

なぜなら、舌小帯は生まれてすぐの時は薄い膜状ですが、どんどん角化して舌を動かす「舌の腱」になるからです。

巨大な筋肉の塊を動かすわけですから。(足の筋肉を動かすアキレス腱と同じ)

従来の手術だと舌小帯の真ん中に切開を入れると、傷口はダイヤモンド型に広がる。

これだと舌小帯の断裂が起き、縫合すれば舌の粘膜、舌小帯の結合組織、舌の筋肉で癒着が起こる。

レーザーは縫合しないので傷口がダイヤモンド型に広がったまま治るため、余計癒着が起こる。

医療法人社団 井出歯科医院では傷口を縫合していたが、癒着が少し起きた場合はトレーニング器具で舌を引っ張って癒着防止してきた。

そこで、院長の井出が小学校3年の時に自宅のコタツでテレビを見ながら、舌が引っかかっている感じがしたため、両手の親指と人差し指で舌を引っ張ったところ、「ブチッ」という音と共に舌小帯が切れたのです。

これがヒントになって、以前から舌を摘まんで持ち上げた時に、やはり「ブチッ」と舌小帯が裂けていたことがあったことを思い出し、一昨年から舌を糸で引っ張った状態で、舌小帯に切れ込みを入れて裂く術式に変更したのです。

すると、今までの術後の出血や縫合によるガマ腫の危険性が無くなったのです。

予後も良好で術後普通に飲んだり食べたりできるようになったのです。

舌のトレーニング器具

1.赤ちゃんの舌小帯短縮症手術後のトレーニング器具:ライパー

2.小児の舌小帯短縮症手術後のトレーニング器具:舌トレーナー

3.大人の舌小帯短縮症トレーニング器具:アヴェオTSD

4.大人の舌小帯短縮手術後トレーニング器具:サイレントトリートメント

5.大人の舌小帯短縮症手術後トレーニング器具:エクストラロール

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