一昨年ぐらいから病院を退職された小児科医が神奈川県の総合病院や東京都のこども病院の非常勤になって「舌小帯切開と上唇小帯切開」をセットで行われているらしい。
30年前ぐらいから小児科学会内で舌小帯短縮症の必要性を訴えていたようですが、学会の統一意見で小帯手術は必要ないとされて押さえつけられていました。
退職と同時に2つの病院の協力の下に持論の舌小帯切開を表面麻酔とあるが殆ど効かない無麻酔で舌小帯と上唇小帯を切開して、無麻酔なので赤ちゃんは動くので縫合できず、圧迫止血を5分して帰すようです。
舌小帯切開は保険診療の手術項目に無いので勝手に解釈して、舌小帯形成術で不正請求しています。(切開は゛膿:うみ”の切開しか保険診療で認められていない。)
また、全身麻酔で行った場合は動かないので縫合できるそうです。
その場合は、舌小帯形成術でなく、舌繋瘢痕性短縮矯正術という高額な治療費で不正請求しています。
つまり縫合できない切開は舌小帯形成術で、全身麻酔で縫合出来たら舌繋瘢痕性矯正術で不正請求しています。
手術後癒着しないように1日4回ストレッチをして癒着したら1週間後に指で剥がすようです。
但し、この切開後舌のストレッチで後出血が起き、だらだら唾液に血液が溶けて出血が止まらないです。
鎮痛薬も出ないので恐らく赤ちゃんは2日ぐらい痛くて哺乳できません。
それに舌を動かすと痛いし、上唇小帯を切られているため乳房の吸い付きも落ちます。
余計に哺乳障害になります。
50年前には産婆(助産婦)が産まれたばかりの赤ちゃんの短い舌小帯をハサミで「チョキン」と切っていました。
これが医療行為と言うことで保険診療に導入され、歯科の口腔外科で舌を引っ張った状態で舌小帯を切り、縫合して舌を伸ばした状態にする「舌小帯切離移動術」を始めました。
産まれたばかりの赤ちゃんなら浅くハサミで切れば問題ないのですが、この小児科医は無麻酔で深く切ります。
これはただ舌小帯を切っただけでは傷口は2次治癒で瘢痕退縮して癒着します。
舌はそのまま癒着して短く、舌が動かなくなります。
一昨年までこの小児科は小児科学会では全国の病院で舌小帯短縮症手術は禁止されていたため舌小帯切開が思うようにできなかったようです。
それが神奈川県の総合病院とこども病院で舌小帯切開をやらせてもらっている他、HPやYouTubeやKindleで本まで書かれいます。
しかしながら総合病院では、他の小児科医は誰もやっていません。
それどころかKindle本の中で舌小帯切開は保険診療に無いので、舌小帯形成術で勝手に不正請求していますと堂々と書かれています。
更に、全身麻酔の小児や大人は動かないので縫合できるため、舌小帯形成術では点数が低いので、舌繋瘢痕性短縮矯正術の高額な点数で不正請求していると書かれています。
それも無麻酔で。
この不正請求が神奈川県と東京都の保険課にバレれば総合病院とこども病院は5年間の保険医取り消し処分になります。
神奈川県の総合病院の他の小児科はとばっちりもいいところです。
東京都のこども病院は小児科しかなければ病院全体保険医取り消しです。
下手をすれば病院は潰れます。
また、舌小帯切開では舌が癒着しますので、訴訟問題に発展する可能性があります。
この小児科医と同じような治療で、「舌癒着症」があります。
こちらはレーザー切開で舌小帯が癒着しているのでトラブルがあるようです。
終いには、神奈川県も総合病院のHPに舌小帯短縮症の普及のために論文作成に切開した赤ちゃんのデータを取っているらしいです。
これは30年間小児科学会で反対派に抑え込まれていたうっぷんのようで、反対派を見返してやろうと思っているようですが、そう簡単にはいきません。
舌小帯短縮症で切開した赤ちゃんと切開しなかった赤ちゃんのデータは取れず、舌小帯が短くてもお母さんの母乳の出が良ければ分かりません。
また無麻酔切開のため傷口が化膿する場合もあり、この小児科医の舌小帯切開は時代遅れです。
自分で小児科医院を開院して切開していれば病院の他の医師に迷惑がかからないのにそういう頭が働かないようです。
私がこのような記事を書く理由は、被害者が無くなることと保険診療の点数が削除されることが心配なのです。
舌小帯手術は一発勝負です。
再手術はできません。
みなさんもGoogle検索、Yahoo検索は信じないでください。
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